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検索名  シンセイケシ 
撮影者:ボリビア在住Y.Oue氏

撮影地(上3図)エクアドルにて

和名jp ケシ
漢字表記 罌粟
別名・異名
another name
シンセイケシ(真正罌粟)
パパウェル・ソムニフェルム
古名old name
語源
etymology
和名は、かつて、ケシはに「芥子」と表記したことから。
属名
は、papa(=粥)に由来したラテン古名。ケシの乳汁に催眠作用があることから、粥に、混ぜて子どもを眠らせたという。
種小名は「催眠の」の意。
学名sn Papaver somniferum
英名en Opium poppy
仏名fr coquelicot
独名de Mohn
伊名it papavero
西名es adormidera
葡名pt papoula
漢名ch 罌粟
植物分類 ケシ科ケシ属
園芸分類 一年生草本
用途use 食用(種子)/薬用
原産地
distribution
地中海沿岸
花言葉 慰め(赤)/妄想(深紅)/眠り・栄誉・勝利(白)
解説
description
ケシはケシ科の1年草である。草丈は、1m以上にも及ぶ。茎は太く直立し、葉は白緑色で茎に互生する。葉形は長卵形で20~30㎝となる。葉には不規則な切れ込みがある。5月頃、4弁の大花を開く。花色は、白色、赤色等がある。本種をヒナゲシと区別して「真正罌粟(シンセイケシ)」と呼ぶことも多い。本種の果実(通称「ケシ坊主」)にキズをつけ採取した樹脂がアヘンの原料となる。そのため、我が国では栽培が禁止されている。
履歴 中国へは7世紀頃に、我が国へは平安時代に渡来している。
県花・国花
古典1 『源氏物語』、『蜻蛉日記』、『近松浄瑠璃集』、『芭蕉句集』、『蕪村句集』、『一茶句集』
古典2 『下学集』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物類品隲』、『物品識名』、『綱目啓蒙』
・芥子粒ほどの大きさ→とても微少な大きさのたとえ。
・芥子粒を八つ割にしたよう→とても小さいことのたとえ。
・芥子粒に急須を入れる→きわめて小さいものに大きなものを入れることのたとえ。
季語
備考
 下3図撮影者:千葉県 三浦久美子様/撮影地:東京都薬用植物園
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
3 277 「汗管腫」
14 194 「篝り火花」
14 290 「度合いと頻度」