和名jp | シマテンナンショウ | |
漢字表記 | 島天南星 | |
別名・異名 other name |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名「島」とは自生地である伊豆七島の八丈島・三宅島・御蔵島を指す。 属名は、ギリシャ語のArum(=植物名)の1種arisとhaima(=血)の合成語からで、葉に見られる斑点に因んでいるという。 種小名は採集者名(日本人名)に因んでいるものと推測されるが、固有名詞は不詳。 |
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学名sn | Arisaema negishii | 撮影者:東京都 中村利治様 |
英名en | ||
仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | 筑波実験植物園にて | |
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | ||
植物分類 | サトイモ科テンナンショウ属 | |
園芸分類 | 多年性草本 | |
用途use | 食用/薬用 | |
原産地 distribution |
八丈島・三宅島・御蔵島:固有種 | |
花言葉 | 壮大な美 | |
解説 description |
シマテンナンショウはサトイモ科の多年草である。仏炎包の中から花序の延長部をウラシマソウのように長く花外に伸ばす。雌雄異株。茎は、多汁な多肉質で、2枚の葉をつける。葉は鳥足状の複葉で、7~15枚の小葉を持つ。小葉は、長楕円形で、両端は尖る。葉質は薄い。3~5月頃、茎頂に緑色で白色の縞模様の入った仏炎包を持った花をつける。花の内側には肉穂花序がある。球茎は扁球茎で、径3~7㎝程度。この球茎は産地の島では「ヘンゴダマ」或いは「マヘンゴ」と呼んで、茹でて川を剝いてから臼で餅のようにして食用にするという。 | |
履歴 | 1918年に御蔵島から採集された標本をもとに牧野博士が命名している。学名に見られるnegishiiとは、採集者への献名である。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 |