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和名jp シクラメン・コウム
↑撮影者:東京都 山口米子様↓      

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓
 撮影地:筑波実験植物園↑ 
漢字表記
別名・異名
other name
キクラメン・コウム
古名
old name 
 撮影地:咲くやこの花館
語源
etymology
和名は、学名の音読みから。
属名cyclamenは、英語のcycleと同一の語源(ギリシャ語のkyklos=円、旋回)を有する。花が終わり結実すると花茎部分が螺旋状に渦巻くことに由来。
種小名は、現在のトルコ南部の古代キリキア(Cilicia)地方の地名Koa或いはQuwêの名に因んでいる。
学名sn Cyclamen coum
英名en Eastern sowbread
Hardy Cyclamen
仏名fr Cyclamen de l'île de Cos
独名de Fruhlings-Alpenveilchen
伊名it ciclamino
Cyclamen coum
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 サクラソウ科シクラメン属
園芸分類 多年生草本
用途use 鉢植え
原産地
distribution
バルカン半島/トルコ/シリア/カフカス地方
花言葉 内気/はにかみ/猜疑/嫉妬
解説
descriptiom
シクラメン・コウムはサクラソウ科の多年草である。本種は、黒海沿岸地域の標高1000~1500m級高地に自生するシクラメンである。コウム種は、シクラメンの野生種の一種と見られているが、たくさんの種が統合されているので、「コウム・グループ」を形成していることになる。比較的耐寒性も強く原種のまま育てられている内の一種でもある。塊茎(径13㎝程度)が平たいのがこの種の特徴である。丸みを帯びたハート型の葉にはこれまたハート型の白色の模様が入る。花色は薄紅色が基調だが白色のものも存在する。春咲き性(11~4月)のシクラメンである。本種の場合、花そのもの鑑賞されるが、葉に出る斑模様に個体差があり、その葉模様も鑑賞の対象とされる。 
履歴 明治末期から大正初期にかけて野生種や園芸種が続々と渡来している。 
県花・国花  
古典  
季語  
備考  
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
14 196 「篝り火花」