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和名jp シュロソウ
撮影者:東京都 中村利治様


漢字表記 棕櫚草
別名・異名
other name
ニッコウラン(日光蘭)
古名
old name
ヤマウバラ(也末宇波良)
シシノクビノキ(之之乃久比乃岐)
語源
etymology
和名は、茎の基部に葉鞘が残った黒褐色の繊維が重なる様子がシュロに似ていることから。
属名はverator(=予言者)に由来している。北欧に「クシャミをしてから言う事は真実」という伝説があり、この属の植物の根にクシャミを起こさせる成分が含まれていることによるという。
種小名は「ロシアの植物学者マーックの」の意。
変種名は「日本の」の意。
学名sn Veratrum maackii var. japonicum
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 シュロソウ科(←ユリ科)シュロソウ属
園芸分類 多年生草本
用途use 薬用(殺虫剤)
原産地
distribution
本州:中部地方以北~北海道
花言葉 静かな人
解説
desscription
シュロウソウは、シュロソウ科(←ユリ科)の多年草である。我が国の山地の林野に自生の見られる野草である。栃木県の日光地方に多く見られるので「日光蘭」の異名を持つ。草丈は60㎝程度に。茎は直立し、縦筋が入る茎の周囲には白色の軟細毛が覆う。。葉は長さ20~30㎝程度の披針形で、根元部分に集まる。葉には平行脈が走る。6~8月頃、遠目には穂状に見える円錐花序を出し、暗紫褐色の小花を疎らにつける。果実は長さ1~1.5㎝程度の楕円径で縦に3裂する。
履歴
県花・国花
古典1
古典2   『延喜式』、『大和本草』、『倭名類聚鈔』、『物類品隲』、『物品識名』 
季語     
備考  有毒植物(根茎)   
下図撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ 
 撮影地:自然教育園↓

撮影地:オオムラサキ自然公園↓
撮影地:小石川植物園↓ 

撮影地:都立薬用植物園↓