和名jp | シュンラン 'ヒノコロモ' | |
漢字表記 | 春蘭 '緋之衣' | |
別名・異名 other name |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、品種名の音読みから。 属名は、cymbe(=舟)とeidso(=形)の合成語で、唇弁の形から。 種小名は「植物採集家ゲーリングの」の意。 品種名は、花色からの命名と推測される。 |
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学名sn | Cymbidium goeringii 'Hinokoromo' | |
英名en | 撮影者:東京都 山口米子様 |
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仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | 撮影地:’20世界ラン展会場 | |
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | ||
植物分類 | ラン科シュンラン属 | |
園芸分類 | 多年生草本 | |
用途use | 鉢植え/庭植え/下草 | |
原産地 distribution |
園芸品種 | |
花言葉 | 素心/飾らない心 | |
解説 description |
シュンラン 'ヒノコロモ'はラン科の多年草である。ラン愛好家の間では、ランは「洋蘭」と「東洋蘭」とに二大別される。前者の代表格でえ最もポピュラーなであるのが「シンビジウム」であり、後者の代表格は「春蘭」であるといえよう。どちらも等しくシュンラン属(シンビジウム属)に分類される。そして、東洋蘭としての「春蘭」は、日本春蘭、中国春蘭、台湾春蘭に三大別される。日本春蘭は、我が国の低山林地の比較的乾燥した土壌の上に自生が見られる野生ランから選抜された園芸品種である。日本春蘭は、主として花を観賞する「花物」と、葉を観賞する「葉物」との2方向に分かれ、前者は、花色、花形により更に大別される。後者は、花よりも、葉に入る斑模様を観賞する品種である。本種はそうした分類では「花物」の範疇に入る。本種は花物の中で、赤花柄品種である。物堅く丈夫で線形の葉は暗緑色。春に花茎が立ち上がり、高さ10~20㎝程度となる。花茎の頂きに1個の花が付く。東洋蘭の世界では「一茎一花」と言われる。花は、掲載した写真に見られるように花弁や側萼片は淡紫紅色地に濃紫紅色の条線模様が入る。唇片は白色で、喉部に濃紫紅色の斑点模様が入る。花径は3~5㎝程度となる。 | |
履歴 | 日本春蘭は、江戸時代頃より斑入り葉や紅花、白花(素心)等が好まれ、栽培されてきた古典園芸植物の一種である。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | 春(シュンラン) | |
備考 |