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和名jp ショクヨウガヤツリ
撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影者:神奈川県 池田正夫様↓

↑撮影地:印旛沼↓

撮影地:愛知県弥富市↓
漢字表記 食用蚊帳吊
別名・異名
other name
キハマスゲ(黄浜菅)
キペールス・エスキュレンタス
タイガー・ナッツ
古名
old name
  撮影地:帰化植物見本園
語源
etymology
和名は、本種の塊茎が食用とされたことから。
属名は、古代ギリシャ語のkupeiros(=スゲ)を語源としている。
種小名は「食用の」の意。
学名sn Cyperus esculentus
英名en Chufa sedge
Nut grass
Yellow nutsedge
Tiger nut sedge
Edible galigale
Water grass almond
Earth almond
仏名fr Souchet comestible
Souchet tubéreux
Souchet sucré
Souchet sultan
Amande de terre
Gland de terre
独名de Erdmandel
Tigernuss
伊名it Zigolo dolce
西名es Juncia avellanada
Chufa
Alcatufa
葡名pt Junça
Junquinha-mansa
Chufa
漢名ch 油莎草
油莎豆
鉄荸萕
黄土香
植物分類 カヤツリグサ科カヤツリグサ属
園芸分類 多年生草本
用途use 食用(塊茎)
原産地
distribution
西ヨーロッパ~北アフリカ
花言葉
解説
description
ショクヨウガヤツリは、カヤツリグサ科の多年草である。草丈は30~80㎝程度となる。地下に根茎を伸ばし、その先端に長さ5~10㎜程度でほぼ球形の塊茎をつける。1個の塊茎から600個の塊茎が生産され、加えて種子でも繁殖する。茎の断面は三角形となる。長さ20㎝、幅3~10㎜程度の葉を3~7個持つ。7~9頃、軸に棘のある長さ30㎝程度の花序を出す。小穂は、長さ5~20㎜程度で、黄緑色の線状楕円形となり、熟すと藁色に変化する。花は両性花の風媒花である。花後には、長さ0.5~1㎜程度の痩果をつける。
履歴 本種の塊茎は、アフリカの4000年前の遺跡から発見され、当時から食用とされて来た事が推測されている。
西欧では現在も食用として栽培されている。
本種は、世界各地で帰化状態に至っている。我が国を含め世界各地では、輸入乾草と共に移動し、一度定着を見ると、種子・塊茎双方で旺盛な繁殖力を見せ、除去に難儀している状況にある。
我が国では、1980年頃に栃木県那須地方の酪農家の圃場で帰化状態にあることが確認されている。今日では、東北地方から四国・九州まで帰化状態にある。
最近では、この塊茎は健康食品として脚光を浴びタイガー・ナッツ名で流通を見ている。
県花・国花
古典1  
古典2
季語
備考