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検索名  ショクダイオオコンニャク 
↑撮影者:東京都 中村利治様↓

筑波実験植物園↑
撮影者:東京都 山口米子様↓
和名jp スマトラオオコンニャク
漢字表記 スマトラ大蒟蒻
別名・異名
other name
ショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)
タイタン・アルム
古名
old name
小石川植物園→
語源
etymology
和名は、スマトラ産の大きなコンニャクの意から。
別名のショクダイオオコンニャクは葉の形状から。
属名は、ギリシャ語のamorphos(=奇形の)とphallos(=男根)の合成語で、肉穂花序の形から。
種小名は、ギリシャ神話に登場する巨人タイタンの名に因んでいる。
学名sn Amorphophallus titanum
英名en Titan arum
仏名fr Pénis de Titan
独名de Titanenwurz
伊名it Aro titano
西名es Aro gigante
葡名pt Jarro-titã
Flor-cadáver
漢名ch 巨花魔芋
屍花
植物分類 サトイモ科コンニャク属
園芸分類 多年生草本
用途use
原産地
distribution
インドネシア・スマトラ島
花言葉
解説
description
スマトラオオコンニャクは、サトイモ科の多年草である。本種の寿命は40年程度と言う。草丈は2.5m程度に成長する。ラフレシアと共に世界で最も大きな花を開花させる植物として知られている。本種の場合、7年間に1度、しかもたったの二日間しか開花しないという。葉の形状から「ショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)」とも呼ばれる。花は、一日に16㎝程度成長し、直径1.5m、高さ3m、重さは75㎏という巨大さで、肉穂花序の先端は棍棒状の付属体となり、その下の仏炎苞に包まれた部分の上部に雄花、下部に雌花が密生する。つまり、ラフレシアの場合は単体の花が巨大であるのに対して、本種の場合には花の集合体と言うことが出来る。ポルトガル語名の項にFlor-cadáver(死体の花)とあるが、ラフレシアも同様であるが、本種も異臭を放って昆虫等を誘引する。なお、本種は、食用には適さないということである。
履歴 本種は、イタリアの植物学者Odoardo Beccariによって1878年に発見されている。 
備考 撮影地:筑波実験植物園→

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