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和名jp シャクトリムシマメ
撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様

撮影地ポルトガル コスタ・アズール地方


漢字表記 尺取虫豆
別名・異名
other name
スコルピウルス・ムリカタス
古名
old name
語源
etymology
和名は、本種の果実の形状から。(学名の直訳から)
属名はギリシャ語のscorpios(=サソリ)とoura(=尾)の合成語で果実の形状を示している。
種小名は「ざらざらの」の意。 
学名sn Scorpiurus muricatus
(=Scorpiurus sulcatus)
英名en Prikckly caterpillar
Prickly scorpions tail
Single flowered Scorpiurus
Caterpillar prickly scorpions tails
仏名fr Chenilette sillonée
Chenilette à fruits portrant des pointes
独名de Skorpionsschwarz
伊名it Erba lombrica comune
西名es Granillo de oveja
Oruga erizada
葡名pt Cabreira
Cornilhão
Cornilhão-fino
Cornilhão-liso
Cornilhão-pequeno
漢名ch
植物分類 マメ科スコルピウルス属
園芸分類 1年生草本
用途use 食用・薬用
原産地
distribution
地中海沿岸地方
花言葉
解説
description
シャクトリムシマメはマメ科の1年草である。茎は地を這い、群落を構成し、草丈は10㎝程度となる。茎や葉には白色の軟細毛が密生する。葉は、篦型で、縁部は全縁、先端部は尖り、基部では葉柄状に狭まり茎に互生する。葉はロゼット状に地に広がりを見せる。4~5月頃、葉腋から花柄を伸ばし、径1㎝程度でマメ科特有の蝶形花を付ける。花色は黄色で喉部に赤色の条線模様が入る。本種は、花も果実もウズムシマメ(Scorpiurus vermiculatus)によく類似しているが、ウズムシマメの場合、花弁の黄色い地色の周辺部に濃色の覆輪模様が入るので区別出来る。更に花径もウズムシマメに比して本種は幾分小ぶりとなる。花後には青虫が渦を巻いたような形状の果実を付ける。果実の表面は有毛。 
履歴 本種は、明治期に我が国に渡来している。 
県花・国花  
古典1  
古典2  
季語  
備考