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検索名  ジャガタラスイセン(咬𠺕吧水仙) 
和名jp アマリリス  
↑拙庭にて↓

とちぎ花センターにて↓

撮影者:タイ在住 上田勇様↓

撮影地:メソート市内


漢字表記
別名・異名
other name
ジャガタラスイセン(咬𠺕吧水仙)
ワン(タイ語名)
古名
old name
語源 園芸界で本来南アフリカ原産のベラドンナ・リリー(Amaryllis belladonna)と混同したものが、定着してしまいアマリリスと呼ばれるようになってしまったものである。確かに、ベラドンナ・リリーは見た目にはよく似ており、しかも等しくヒガンバナ科に属する。しかし1属1種であり、厳密には、柱頭が分岐しない。どの国で誤用したかは不詳。我が国ではないことは、現在では、学名が変化しており、英仏でもamarylisで通っていることからも理解できる。しかし、今度は、その逆であり、園芸界でアマリリスと呼んでいるのが正当なアマリリスであるという説が主張されており、大分話がややこしくなってきている。
属名は、ギリシャ語のhippoes(=騎士)とastron(=星)の合成語で、広線形で厚質の力強い葉と大きな美しい花の印象から。
種小名は「雑種の」の意。
学名sn Hippeastrum hybridum
英名en Barbados lilies
amaryllis
Knight star lily
仏名fr amaryllis
独名de Amaryllis
伊名it amarillico
西名es amarilis
葡名pt amarílis
漢名ch 朱頂蘭
泰名th  ว่านสี่ทิศ 
植物分類 ヒガンバナ科ヒッペアストラム属
園芸分類 多年生草本
用途use 花壇/切り花/鉢植え
原産地
distribution
南米
花言葉 おしゃべり/誇り/強い虚栄心・内気
解説
description
アマリリスは、ヒガンバナ科の多年草である。この植物の球根は、大人の握り拳ほどもある、それだけに花も大きい。近年は、巨大輪種が主流となっている。とにかく、大きさといい、色彩といい豪華な花と言える。アマリリスは、交雑しやすい性質をもつために、同一品種の固定が難しかった。しかもアマリリスの球根は分球しないので、増殖能力が乏しいのが難点とされてきた。オランダの研究者が、鱗片を挿して増殖する方法を開発し、その後飛躍的に園芸界で普及を見るようになった。  
履歴 1769年にヨーロッパに渡っている。
我が国へは天保年間(1830~44年)に渡来している。
県花・国花
古典1
古典2 『物品識名』にジャガタラスイセン(咬𠺕吧水仙)の名が見られる。
季語
備考 ※ 我が国で最初にアマリリスを歌に詠んだのは、どうやら北原白秋のようである。