和名 センニンソウ
漢字表記 仙人草
別名・異名 タカタデ(高蓼)/ハグサ(歯草)/ハコボレ(歯欠)他多数あり。
古名
語源 和名は、実に長い白毛が見られることから。/属名は、ギリシャ語のklema(=蔓)から。/種小名は「三出葉の」の意。
学名 Clematis terniflora DC.
英名 sweet autumn clematis, autumn clematis, Japanese clematis
仏名 ↑ 山口県美祢市にて ↓
独名
伊語
西名
葡語
漢名 黄薬子
植物分類 キンポウゲ科カザグルマ属
園芸分類 蔓性多年草
用途 野草/路地植え/鉢植え/薬用※/クレマチス用の接木台木
原産地 東アジアの温帯~暖帯
花言葉 安全
解説 センニンソウは、我が国の日当たりの良い路傍の大木などに絡みついている姿が見られる蔓性の木本である。7~9月頃に、純白の花を多数見せる。4枚の白い萼片は細長く、完全に開花すると十字型となる。花径は、2.5㎝程度。花弁は持たない。実には、名前の由来となった、白く長い毛を持ちやがて羽毛状となり、風で飛ばされる。葉は羽状複葉。
履歴
県花・国花
古典1
古典2 『大和本草』、『物類品隲』、『物類呼称』、『物品識名』
季語
備考 ※かつて若葉は酢漬けにして食用にもされたが、若葉には毒作用が少ないが全草が有毒である。かつては、ウジ虫の駆除に用いられたりもした。