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検索名  センコク(川穀)  
↑撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:(上2図):東京都薬用植物園↑
撮影者:東京都 山口米子様↓

撮影地:星薬科大学薬用植物園↑
撮影者:神奈川県 池田正夫様↓ 

↑撮影地:都立薬用植物園↓



撮影者:タイ在住 上田勇様↓

↑撮影地:バンコク・ラマ9世公園↓      
和名jp ハトムギ
漢字表記 鳩麦
別名・異名
other name
シコクムギ(四国麦)
センコク(川穀)
ヨクイ(薏苡)
古名
old name
語源
etymology
和名は、ハトが食するムギの意からという。
属名はギリシャ古名coix(=シュロ)を語源としている。
種小名は「涙or小滴」の意。
変種名
は「(中国名「馬耘」の」のラテン語表記。
学名sn Coix lachryma-jobi var. mayuen
(=Coix mayuen)
英名en Job's tears
adley
仏名fr larme-de-Job
独名de Hiobstreäne
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 薏苡
川穀
泰名th  ลูกเดือย 
植物分類 イネ科ジュズダマ属
園芸分類 1年生草本
用途use 食用/薬用/酒の醸造/飼料(茎)
原産地
distribution
東南アジアの大陸部
花言葉
解説
description
ハトムギはイネ科の一年草である。草丈は1~1.5m程度。茎は中空で太い。本種はジュズダマの変種であり、良く似ているが、ジュズダマは多年草であり、本種は「1年草である。また、ジュズダマと比して葉幅が狭くなる。6~7月頃花穂をつけ、開花後には暗褐色の果実を結ぶ。本種の場合、ジュズダマと相違して種殻が薄く手でも簡単に割れてしまう。
履歴 我が国へは享保年間(1716~36)に渡来している。/本種が「ハトムギ」と呼ばれるようになったのは明治期以降であり、それ以前は、「シコクムギ(四国麦)」と呼ばれていた。このシコクムギの名は山口県辺での呼び名であり、牧野富太郎博士は、恐らく、四国から山口県へと渡ったからではないかと推測している。
本種はインドのベンガル地方、アッサム、ミャンマーなどの地では重要な作物であった。本種は、精白して炊くとコメに似た風味を出すことから、コメの不足する地域では重要な穀物として栽培されてきた。今日でも、本種を常食としている地域があると言う。しかし、圧倒的に収穫量の多いトウモロコシが伝来すると、栽培面積は急激に減少している。しかし、近年、本種の薬用効果が見直され、かつ湿地に強い植物でもあることから、休耕田等で栽培が復活しつつある。
県花・国花
古典1
古典2 『和漢三歳図会』、『本草綱目啓蒙』
季語
備考