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和名jp セイヨウマツムシソウ
撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様  

ポルトガル コスタ・アズール地方にて  
漢字表記 西洋松虫草
別名・異名
other name
スカビオサ・アトロプルプレア
古名
old name
語源
etymology
和名は、わが国在来種のマツムシソウと同じ仲間でもあり、花姿も似ており、渡来植物であることから。
属名のScabiosaは、ラテン語のscbies(=疥癬)を語源としている。この属の植物が疥癬に薬効があるとして命名されているとのこと。
種小名は「暗紫色」の意。
学名sn Scabiosa atropurpurea
英名en Sweet Scabious
Pincushion Flower
Mouning Bride
Egyptian Rose
仏名fr Scabieus des champs
独名de Skabiosen
伊名it Scabiosa atropurpurea
西名es Escobilla morisca
葡名pt Escabiosa-dos-jardins
漢名ch 紫盆花
植物分類 スイカズラ科(←マツムシソウ科)マツムシソウ属
園芸分類 1・2年性草本
用途use 路地植え/切り花
原産地
distribution
南ヨーロッパ
花言葉 不幸な恋
解説
description
セイヨウマツムシソウは、わが国の園芸界では学名のスカビオサが流通名になっている。わが国で夏の終わり頃に高山帯で見かけるマツムシソウの仲間である。花姿はとてもよく似ている。セイヨウマツムシソウの原種は、学名の示すとおり、暗紫色の花を見せていたという。しかし、品種改良により、現在のような明るい色へと変化している。草丈は60p程度で、頭状花序の花には芳香がある。茎は直立し、上部で分枝をする。葉は卵状披心形で、羽状に中から深裂し、茎に対生する。開花期は6〜9月頃。
履歴 わが国へは明治12年(1879)に渡来している。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 ※スカビオサとして現在園芸界で扱われているものには、上述のセイヨウマツムシソウの他にコーカサスマツムシソウもある。