和名jp | ザルギク | ||
漢字表記 | 笊菊 | ||
別名・異名other name | イエギク(家菊) | ||
古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、草姿が、ザル(笊)を伏せたような形状に育つことから。 属名はギリシャ語のchrysos(=黄金色)とanthemon(=花)の合成語から。 種小名は「クワ属の葉のような」の意。 |
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学名sn | Chrysanthemum morifolium 'Zarugiku' | 撮影者:東京都 山口米子様 |
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英名en | |||
仏名fr | |||
独名de | |||
伊名it | 撮影地:明治神宮 | ||
西名es | |||
葡名pt | |||
漢名ch | |||
植物分類 | キク科キク属 | ||
園芸分類 | 多年生草本 | ||
用途use | 鉢植え/路地植え/食用/切り花 | ||
原産地 distribution |
園芸作出品種 | ||
花言葉 | |||
解説 description |
ザルギクは、キク科の多年草である。本種は、所謂スプレー菊系統の園芸品種である。草丈は30~100㎝程度となる。枝は多分岐して、全体的には笊を伏せたような草姿に仕上がる。各枝の頂部に径2~4㎝程度で、赤・ピンク・黄・白等の花をつける。 | ||
履歴 | 既に1789年にフランスのP.ブランカールによって中国のキクがヨーロッパにもたらされている。その後、1860年にイギリスの有名なプラント・ハンターであるR.フォーチューンが来日し、翌年菊の苗をイギリスにもたらしている。この両者をもとにして19世紀後半には、西洋社会でキクのブームが起こっている。そうした西洋社会で品種改良された栽培キクと我が国から直接もたらされたキクをもとにして、アメリカで、急激な育種活動が行われるようになっている。20世紀になると益々盛んになり、特に開花の促進・抑制処理する技術が普及し、併せて温室栽培とが普及したことにより、スプレー菊やポットマム等の栽培が普及することとなっている。スプレー菊は、本来作業効率を目的として労力軽減のために摘蕾作業を省く栽培方法であったが、この栽培法に見合った品種も多数育種されている。スプレー菊は1960年代に登場している。 | ||
県花・国花 | |||
古典1 | |||
古典2 | |||
季語 | 秋(秋) | ||
備考 |