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検索名  ラフレシアーナ  
和名jp ウツボカズラ・ラフレシアーナ 
漢字表記 靱蔓ラフレシアーナ
 撮影:GKZ/とちぎ花センターにて↑ 
撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

↑撮影地:筑波実験植物園↓
 
別名・異名
other name
ネペンテス・ラフレシアーナ
ラフレシアーナ 
古名
old name
語源
etymology
和名は、蔓性であり、捕虫袋として発達した葉の形状が、昔、矢を入れて背負った筒型の武具によく似ていることから。
属名はギリシャ語のne(=無)とpenthos(=憂)の合成語で、「憂いを消す」の意となるが、捕虫袋内の分泌液を指しているという。
種小名は、シンガポール港を開いたとして知られているイギリス人Thomas Rfflesの名に因んでいる。 
学名sn Nepenthes rafflesiana(※)備考欄参照
英名en Raffles' pitcher plant
仏名fr Nepénthès de Raffles
独名de Nepenthes rafflesiana
伊名it Nepente
西名es Plantas jarro,
Copas de mono
葡名pt Nepenthes
漢名ch 猪篭草
植物分類 ウツボカズラ科ウツボカズラ属
園芸分類 多年生草本
用途use 吊りり鉢/テラリウム/温室栽培(栽培には常時20℃以上を保ちたい。)
原産地
distribution
マレー半島
花言葉 熱い感動
解説
description
ウツボカズラ・ラフレシアーナはウツボカズラ科の多年草である。蔓性の食虫植物であり、他物によじ登り、蔓長は10mにも及ぶという。葉は楕円形で、基部は茎を抱き、全縁、先端部は蔓状に長く伸び、蔓に互生する。捕虫器の役割を果たす壷の部分は、本来的には葉が変化したものである。本種の場合、ピッチャー(壷の部分)の長さは20㎝、直径7㎝程度である。本種の場合、ピッチャーの底の部分が球状に膨らむ点に特徴がある。本種は雌雄異株であり、蔓の先端に総状花序を出し、目立たない4弁の小花を多数つける。花色は黒紫色。 
履歴 本種は、1919年にイギリス人Dr. WilliamJackによってシンガポールで発見されている。 
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 本来的には、Nepenthes rafflesianaの標準和名が「ウツボカズラ」と言う事になる。しかし、我が国の園芸界では、ウツボカズラ属(Nepenthe)全般をウツボカズラと称しているので、ここでの和名には、種小名を添えてある。