和名jp | ニンニク | 撮影:GKZ/館林市↑ 撮影地:群馬県板倉町↑ 撮影地:群馬県邑楽町↑ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ ↑撮影地:東邦大野草園↓ |
漢字表記 | 大蒜/葫 | |
別名・異名 other name |
ガーリック | |
古名 old name |
オホヒル(於保比留) | |
語源 etymology |
和名は「忍辱」から。この植物の臭みを堪え忍んで、僧達がこれを食べたことからといわれている。 属名のAlliumは、ラテン語のalere(=匂い)を語源とするニンニクのラテン古名。 種小名は「耕作した」の意。 |
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学名sn | Allium sativum L. | |
英名en | Garlic | |
仏名fr | ail | |
独名de | Knoblauch | |
伊名it | aglio | |
西名es | ajo | |
葡名pt | alho | |
漢名ch | 葫/大蒜/蒜 | |
植物分類 | ネギ科(←ユリ科)ネギ属 | |
園芸分類 | 多年生草本 | |
用途use | 香辛料/薬用 | |
原産地 distribution |
西アジア | |
花言葉 | 力と勇気 | |
解説 description |
ニンニクは、ネギ科(←ユリ科)の多年草である。特有の臭気が嫌われることが多いが、精力増強には欠かせない植物として知られ、世界的に普及を見た。全草に特有の臭気を持つ。葉は50㎝程度。鱗茎が地下で肥大し、球状となり、白または紅色の薄膜に包まれ、数個の小鱗茎に分かれる。夏に茎の先端に白紫色の花を見せるが、結実はしない。むかごを多数擁している。 | |
履歴 | エジプトでは紀元数千年前のピラミッドの壁画に残されている。 | |
県花・国花 | ||
古典1 | 『日本書紀』、『古事記』、『万葉集』、『源氏物語』、『近松浄瑠璃集』、 | |
古典2 | 『延喜式』、『倭名類聚鈔』、『下学集』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物類呼称』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』 | |
諺 | ・大蒜むきたる如し→①際限のないこと②色白の美人の顔 | |
成句 | ・葷酒山門に入るを許さず→不浄なものや心を乱すものは寺門内に入ることを許さないの意。 ・葷菜→くさい臭いを持つ野菜、具体的にはニンニク・ニラ・ネギラッキョウ・ノビルを指す。 |
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俗信 | ・ニンニクは邪気を祓う ・大蒜を入り口に下げておくと病気にならぬ |
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季語 | 春 | |
備考 |
『パイプのけむり』 | 巻数 | 頁数 | タイトル | |
24 | 182 | 「収穫」 | ||
23 | 215 | 「明月前夜」 |