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和名jp ナギナタガヤ
↑撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

撮影地:帰化植物見本園↑ 
撮影者:神奈川県 池田正夫様↓ 

↑撮影地:川崎市街地↓
漢字表記 薙刀茅
別名・異名
other name
ネズミノシッポ(鼠尻尾)
シッポガヤ(尻尾茅)
古名 
old name
撮影地:成田市下総町
語源
etymology
和名は花穂が一方に傾いて曲がっていることからの命名という。
属名は17世紀ドイツ人植物学者J.S.Vulpisへの献名。
種小名はギリシャ語のmus(=鼠)とuros(=尻尾)の合成語から。
学名sn Vulpia myuros
英名en Annual fescue
Foxtail fescue
Rat's tail fescue
仏名fr Vulpie queue-de-rat
Vulpie rueue-de-souris
独名de Mäuseschwanz-Federschwingel
Mäuse-Federschwingel
Mäuse-Fuchsschwingel
伊名it Paleo sottile
西名es Greñita común
葡名pt Vúpia
漢名ch 鼠茅
植物分類 イネ科ナギナタガヤ属
園芸分類 1~越年生草本
用途use グランドカヴァー
原産地
distribution
西アジア~北アフリカ
花言葉
解説
description
ナギナタガヤは、イネ科の1~越年草である。我が国では、概して路傍、川原、海岸付近に自生の見られる帰化植物である。草丈は30~60㎝程度となる。茎は硬質で、光沢がある。葉は、長さ10~25㎝、幅1.5~2㎜程度のほぼ線形で、表面は有毛で、縁部が内側に巻く。葉色は粉緑色となる。葉舌は0.8㎜~1㎜程度。5~6月頃、長さ15~25㎝程度の円錐花序を出し、上部は一方に傾き、枝は各節に単生し、2~4㎝程度となる。小穂は長さ5~8㎜程度で枝に沿ってつき、3~5個の小花からなる。小花には0.8~1㎜程度の小梗が伴う。包穎は線状披針形。第一包穎は内側に位置し、長さ1.5~2㎜程度、第二包穎は3.5~4㎜程度、護穎は5~6㎜程度、10~15㎜程度の芒を頂生する。
履歴 本種は、世界各地温帯地域で帰化状態にある。
我が国では、明治初年に導入され、今日、本州~九州で帰化状態にある。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考