和名jp | ムラサキイモ | 撮影者:東京都 山口米子様 撮影地:宮古島上野地区 |
漢字表記 | 紫芋 | |
別名・異名 other name |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、葉柄・茎・塊根のそれぞれが紫色となるサツマイモであることから。 属名は、inp(=イモムシ)とhomois(=似たの合成語で、他物にからみつき、這い上がることから。 種小名は、「イモ」を意味する原産地ペルーでの先住民の言語から。因みに、英語のpotateもbatataからの転訛である。 |
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学名sn | Ipomoea batatas Poir.※ | |
英名en | Purple potate | |
仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | ||
植物分類 | ヒルガオ科サツマイモ属 | |
園芸分類 | 多年生草本 | |
用途use | 食用野菜 | |
原産地 distribution |
園芸作出品種(日本) | |
花言葉 | 乙女の純情 | |
解説 description |
ムラサキイモは、ヒルガオ科の多年草である。厳密には、サツマイモの中でイモの色が紫色になる品種の総称である。主な品種としては「山川紫」・「アヤムラサキ」・パープルスイートロード」・「ムラサキマサリ」・「種子島ゴールド」・「宮豊36号」・「備瀬」・「沖夢紫」・「ハワイ」・「豊むらさき」などがある。栄養成分はサツマイモとほぼ同様である。紫色アントシアニンにより、それは抗酸化作用がある。概して、ムラサキイモの場合、甘味の強くないものも多く加工食品向けに栽培されるが「パープルスイートロード」種のように甘味の強い品種も登場し、食用として栽培される品種も存在する。茎は蔓性で地を這い葉の付け根から根を出し、その一部が肥大して塊根となる。葉は互生し、長い葉柄を持つ心臓形~鉾形。茎も葉も幾分紫色を帯びる。花はアサガオに似た漏斗形で紅紫色の小花だが、我が国ではあまり開花は見られない。沖縄や台湾では開花することも珍しくない。 | |
履歴 | ||
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 | ※サツマイモの学名を記載してある。正確には、個々に品種名が種小名の後に続くことになる。 |