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和名jp ミシマバイカモ
漢字表記 三島梅花藻
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、三島地方に産するバイカモの意から。
属名のRanunculusとはラテン語で「カエル」の意で、この属の植物の多くが湿地を好んで自生することによる。
種小名変種名は「日本の」の意。
学名sn Ranunculus nipponicus var. japonicus
撮影者:神奈川県 池田正夫様
 撮影地:三島市柿田川
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 キンポウゲ科キンポウゲ属
園芸分類 多年生草本
用途use
原産地
distribution
日本(静岡県三島市):固有種
花言葉
解説
description
ミシマバイカモは、キンポウゲ科の多年草である。三島市で発見された水生植物であり、ウメの花に似た花を付けることが名前の由来である。植物分類上ではイチョウバイカモ(Ranunculus nipponicus)が基本種とされ、本種はその変種と位置づけられている。茎は細長く、中空で柔らかく、途中で分枝をし、長さ50㎝程度となる。基本種のイチョウバイカモの場合には水面に扇形の5裂する浮葉が出来るが、本種の場合には浮葉が掌状に深く裂け、裂片の幅がよい広くなる。5~9月頃、茎頂に径1㎝程度で白色5弁花をつける。
履歴 本種は、植物分類学者(東京大学教授・小石川植物園長)であったた中井孟之進博士により、昭和5年(1930)に静岡県三島市楽寿園の小浜池で発見されている。その後、生活排水の流入などにより、絶滅しているが、地元の自治体や保護会等の努力の結果、市内の柿田川の清流化により現在は保護育成されている。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考