←トップ頁へ

検索名  ミクリスゲ(実栗菅) 
 ↑撮影:GKZ/羽生市にて(栽植品)↓

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ 

撮影地:国立科学館付属自然教育園↑

撮影者:神奈川県 池田正夫様↓      
撮影地:水元公園↑

撮影地:箱根湿性花園↑  
和名jp オニスゲ
漢字表記 鬼菅
別名・異名
other name
ミクリスゲ(実栗菅)
古名
old name
語源
etymology
和名は、大型の果穂を見せることから。
別名のミクリスゲとはミクリ科の「ミクリ(実栗=Sparganium erectum L.)に果穂の姿が似ていることから。
属名については、2説あり。その一はヒトモトススキの近似種(=Cladium mariscus)のラテン古名を語源とする説。その二は、ギリシャ語のkeirein(=切る)を語源とする説。
種小名は明治期に日本に滞在したイギリス人医師Frederick V.Dickinsの名に因んでいる。彼は、滞在中に、我が国の植物を採集している。 
学名sn Carex dickinsii
英名en
仏名fr 撮影地:筑波実験植物園
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 朝鮮薹草
植物分類 カヤツリグサ科スゲ属
園芸分類 多年生草本
用途use 路地植え/鉢植え
原産地
distribution
日本/朝鮮半島
花言葉
解説
description
オニスゲは、カヤツリグサ科の多年草である。概して山野の日当たりの良い湿地に自生の見られる野草である。語源の項でも述べたが、ミクリ科の「ミクリ(実栗=Sparganium erectum L.)に果穂の姿が似ていることから「ミクリスゲ」の異称を持つ。ミクリの場合、花茎に葉が生じ、葉腋から分枝した枝先に花穂をつけるが、オニスゲの場合、花茎は分枝せずにその茎頂に花穂をつけるので区別できる。草丈は50㎝前後程度。果実はほぼ球形で、周囲に写真に見られるような鋭く硬い刺を持つ。葉は広線形で先端は尖る。葉幅は1㎝前後。掲載した写真は9月下旬に撮影したもので、既に結実しているが、開花時にはこの部分が雌花に相当し、その上部に雄花が突き出た感じで開花する。 
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考