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和名jp ミカワチャルメルソウ
漢字表記 三河哨吶草
別名・異名
other name
古名
old name

撮影者:千葉県 三浦久美子様
語源
etymology
和名は、発見地名に因んでいる。因みにチャルメルソウとは、果実が熟して開いた様子が楽器のチャルメラ(哨吶)に似ていることからの命名という。
属名は、ギリシャ語のmitra(=僧侶の帽子)から。若い果実の形状が帽子状をしていることから。
種小名は日本人名に因んでいるものと推測されるが不詳。(日本人植物採集家で、北海道~・琉球・小笠原までの植物標本を残した古瀬義氏(1912~96)かと推測される。)
学名sn Mitella furusei
英名en
仏名fr
独名de
伊名it 撮影地:筑波実験植物園
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 ユキノシタ科チャルメルソウ属
園芸分類 多年生草本
用途use 野草
原産地
distribution
日本(本州:愛知県・岐阜県):日本固有種
花言葉
解説
description
ミカワチャルメルソウはユキノシタ科の多年草である。概して山地の谷沿いの陰湿地に自生する野草である。草丈は30~45㎝程度となる。葉は、根出し、長さ4~8㎝程度の葉柄を持つ。柄の基部には全縁の托葉がつく。葉は、幅3~5㎝程度の広卵形で、縁部は不規則な鋸歯を持ち、基部では心形となる。葉の表面は裏面は濃緑色で、裏面は淡緑色~帯紅紫色となり毛がある。4~5月頃、30~145㎝程度の花茎を立ち上げ、上部に総状花序を出し、花弁が7~9裂し、褐色を帯びた花をつける花弁裂片の長さは2㎜程度の線形で、紫色で球状の腺点を持つ。萼の裂片は先が尖った卵状三角形で直立し、紫色を帯び種子には突起が無い。
履歴 本種は、昭和34年(1959)に東京科学博物館の大井次三郎博士により発見されている。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考