和名jp | ミジンコクキクサ | 撮影地:東京大学緑地植物実験所↑ 撮影者:千葉県 三浦久美子様 撮影地:千葉都市緑化植物園↑ 大きい葉はウキクサ |
漢字表記 | 微塵子浮草 | |
別名・異名 other name |
カイ・ナム(タイ語名) | |
古名 old name |
||
語源 etymology |
和名は、非常に小さな浮き草であることから。 属名はドイツの植物学者J.F.Wolffの名に因んでいる。 種小名は「球形の」の意。 |
|
学名sn | Wolffia globosa | |
英名en | Rootless duckweed Asian watermeal |
|
仏名fr | lentille d'eau à fleurd rondes Wolfie ballon |
|
独名de | Kügelchen-Zwergwasserlinse | |
伊名it | Wolffia globosa | |
西名es | Wolffia globosa | |
葡名pt | Wolffia globosa | |
漢名ch | 無根萍 | |
泰名th | ผำ | |
植物分類 | サトイモ科(←ウキクサ科)ミジンコウキクサ属 | |
園芸分類 | 多年生草本 | |
用途use | 金魚飼育用餌/理科実験植物/食用(タイ) | |
原産地 distribution |
南欧 | |
花言葉 | ||
解説 | ミジンコウキクサは、サトイモ科(←ウキクサ科)の多年草である。概してため池、水路、水田等に他の浮遊植物と根生している事の多い浮遊植物である。本種は、根を持たず、葉状体のみからなる構成される不思議な植物である。植物体は長径0.5-1mm、幅0.2~0.5㎜、厚さ0.2~0.6㎜程度の楕円形で,上面が平坦あるいはやや凹んだ葉状体で、表面には光沢がある。下部は肥大する。葉状体が出芽酵母のように分裂して無性的に増殖する。開花期は8~9月頃であるが、ごく小さくて目立たない花が葉状体の上面にまれに生じる。水温の下がる冬季は水底に沈んで越冬する開花は希であるという。本種はどのようにして受粉されるのかは改名されていないが、恐らく虫媒花ではなかろうかと推測されている。本種は、世界最小の花を持つ植物、また、世界最小の種子を持つ植物として知られている。 | |
履歴 | 本種は、南欧原産種であるが、今日、南極を除いて世界の各大陸で帰化状態にある。 我が国では既に明治期に帰化状態が確認されている。 |
|
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 |