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和名jp メリケンガヤツリ
撮影者:千葉県 三浦久美子様

↑撮影地:帰化植物見本園↓

撮影者:神奈川県 池田正夫様↓
  

↑撮影地:多摩川畔↓

撮影地:海老名市↓
漢字表記 米利堅蚊帳吊
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、アメリカから渡来したカヤツリグサの意から。
属名は、古代ギリシャ語のkupeiros(=スゲ)を語源としている。
種小名は、ギリシャ語のeros(=愛)とagrostis(=草)の合成語から。
学名sn Cyperus eragrostis
英名en tall flatsede
Nutgrass
Tall nutgrass
Umbrella sedge
Chufa
Earth almond
Zula nuts
Edible galingale
Pale galingale
仏名fr Souchet robuste
独名de Frischgrüne Zypergras
伊名it Cipero dei fossi
Zigolo dei fossi
西名es Sombrilla
Paste falso
葡名pt Junção
漢名ch 頭穂莎草
密穂莎草
植物分類 カヤツリグサ科カヤツリグサ属
園芸分類 多年生草本
用途use
原産地
distribution
アメリカ・ブラジル・ボリヴィア・ペルー・アルゼンチン・チリ・ウルグアイ・スリナム
花言葉
解説
description
メリケンガヤツリはカヤツリグサ科の多年草である。本種はアメリカ原産種の帰化植物であるが、鮮やかな緑色で大きな株立ちとなるが、匍匐茎は持たない。株元に多数の根出葉をつけるが、その根元側は葉身が発達せず、赤味を帯びた鞘となる。葉は、長さ100㎝程度ほどにもなる。葉は幾分厚味があり、質は柔らかで、鮮緑色で、光沢がある。6月頃から花茎を立ち上げる。高さは100㎝程度となる。花茎の断面は3角形で、質は軟質である。花茎の先端部に花序をつける。花序基部には長さ50㎝程度の苞を5~6個つける。花序は小穂の集まったもの、或いは短枝が伸びてその先端部にも頭状に小穂が集まる。小穂は長さ5~15㎝程度の長楕円形で、左右から扁平となる。小穂の色は緑色。鱗片葉二つ折りなっており、卵形~卵状披針形で、緑色~黄色で、半透明となる。花は1個の雄蕊と雌蕊とからなり柱頭は3裂する。果実は灰黒色で、長さ1.5㎜程度の3稜を持った長楕円形となる。
履歴 本種は、アメリカ大陸原産種であるが、今日、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ等では帰化状態にある。
我が国でも、第二次大戦後沖縄に侵入し、その後、昭和34年(1959)に本州で最初に確認され、現在、本州:関東以西・四国・九州・琉球列島では帰化状態にある。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考