←トップ頁へ

検索名 クルイギク(狂菊)
②抱(かかえ)の始まり↓

撮影者:東京都 中村利治様
和名jp エドギク
漢字表記 江戸菊
別名
another name
ショウギク(正菊)
クルイギク(狂菊) 
古名old name ①正開:露芯
(筒状花が見える)→
語源
etymology
和名は、江戸を中心に発達した栽培菊である事から。
属名は、ギリシャ語のcrysos(=黄金色)とanthemon(=花)の合成語。
種小名は「クワ属のような葉の」の意。
学名sn Chrysanthemum moriforium f. Edogiku
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt 舌状弁が中央へと
動きを見せる
漢名ch 中央の管状花は
徐々に隠れる
植物分類 キク科キク属
園芸分類 多年生草本
用途use 鉢植え
原産地
distribution
園芸作出品種(日本)
花言葉 撮影地:日比谷公園菊花展
  ③抱(かかえ)の状態:花弁が中央の集まり球状となる↑
中央の管状花は見えなくなり、花全体が球状となる。 
 
解説
description
エドギクは、キク科の多年草である。江戸期に我が国で発達した栽培菊の中の一種である。鑑賞菊は花径の大きさにより、「大菊」・「中菊」・「小菊」に3大別されるが、本種は「中菊」の部類に分類される。花径は9~18㎝程度と言うことになる。エドギクの特徴は、花弁に狂い性があり、開花の進行と共に花姿が大菊変化する。一度筒状花が見えるまで開花して、その後、舌状花弁が中心に集まり、球状の花姿となる。この一連の過程で花姿が変容する様子を鑑賞することとなる。花が球状になった状態を「抱(かかえ)」と言い、「丸抱(まるかかえ)」・「追抱(おいかかえ)」・「乱抱(らんがかえ)」・「褄折抱(つまおれかかえ)」・自然抱(しぜんかかえ)」・「露芯抱(ろしんかかえ)」・「管抱(くだがかえ)」の7種類がある。花弁は、平弁・匙弁・管弁がある。1個の花での花弁数は100~200個程度となる。 
履歴  
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考