和名jp | クロモ | 撮影者:千葉県 三浦久美子様 撮影地:筑波実験植物園 |
漢字表記 | 黒藻 | |
別名・異名 other name |
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古名 old name |
撮影地:千葉市都市緑化植物園 | |
語源 etymology |
和名は、漢名の音読みから。 属名は、ギリシャ語で水中に住むhydra(=ヒドラ)の縮小形から。 種小名は「輪生の」の意。 |
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学名sn | Hydrilla verticillata | |
英名en | Esthwaite Waterweed Hydrilla |
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仏名fr | Hydrille verticillée | |
独名de | Grundnessel | |
伊名it | Hydrilla verticillata | |
西名es | Hydrilla verticillata | |
葡名pt | Hydrilla verticillata | |
漢名ch | 黑藻 | |
植物分類 | トチカガミ科クロモ属 | |
園芸分類 | 沈水生多年草 | |
用途use | アクアリウム栽培 | |
原産地 distribution |
日本(本州以西)/アジア、アフリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、北米 | |
花言葉 | ||
解説 description |
クロモは、トチカガミ科の沈水性多年草である。外来種のオオカナダモやコカナダモとよく類似しているので紛らわしい存在である。概して溜池や沼、河川、水路等に沈水状態で見られる水性の野草である。茎は円柱形で良く分枝し、各節ごとに3~8葉を輪生する。葉には鋸歯があり、先端は良く反り返る。葉腋についた3弁花で、花径3㎜前後程度の雄花(白色)は、開花時には植物体を離れて水面に扶養し、花粉は水面を流れ、雌花に到達すると受粉する。つまり、典型的な水媒花である。等しく葉腋についた雌花(5㎜前後程度)は子房が花柄状に伸び水面で開花(緑褐色)する。冬季には越冬芽を形成し植物体は枯れる。本種には、雌雄異株タイプと雌雄同株タイプと2型がある。 | |
履歴 | ||
県花・国花 | ||
古典1 | ||
季語2 | ||
備考 | 海藻のナガマツモ科にも、同名のクロモ属(Papenfussiella)が存在するが別科の植物である。 |