←トップ頁へ

和名jp クロダイコン
撮影者:東京都 山口米子様
撮影地:筑波実験植物園
漢字表記 黒大根
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は根の表皮が黒いことから。
属名はrapahnos(=早く割れる)に由来し、発芽が早いことから。
種小名は「栽培された」の意。
変種名は「黒色の」の意。
学名en Raphanus sativus var. niger
英名 Black radish
Winter radish
Spanish black radish
仏名fr Radis noir,
Radis d'Espagne,
Radis d'hiver
独名de Schwarze Witer-Rettich
伊名it Ramolaccio
Rafano nero
西名es Rábano negro
葡名pt Rábano
漢名ch 長羽裂蘿葡
植物分類 アブラナ科ダイコン属
園芸分類 1年生草本
用途use 食用・薬用
原産地
distriution
ヨーロッパ
花言葉
解説
descrption
クロダイコンは、アブラナ科の一年草である。根の表皮は黒色であるが中味は白色となる。根は長さは20㎝程度の円筒形である。(我が国のショウゴインダイコンのような扁球形種も存在する。)根生葉は束生し、羽状に深裂する。我が国のダイコンの表皮は平滑であるが、本種の場合にはざらつき感がある。我が国のダイコンは多汁質であるが、本種の場合には水分はあまり多くはない。味は、生食すると辛味が強く、水分が少ないのでパサつき感がある。本種の場合、夏場(8~9月頃)に播種し、冬場(12月頃)に収穫されることから欧米では「冬大根」と呼ばれている。花は3~4月頃、葉腋から総状花序を伸ばし、白色~淡桃紫色の4弁花を多数つける。近年本種がダイエット効果があるとして欧米では着目されている。
履歴 我が国へは天保年間(1830~44)に渡来しているが、普及を見ずに消失している。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考