和名jp | クンシラン | 撮影者:東京都 中村利治様↑ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ 撮影地:新宿御苑↑ |
漢字表記 | 君子蘭 | |
別名・異名 other name |
クリビア・ノビリス | |
古名 old name |
筑波実験植物園にて | |
語源 etymology |
我が国で一般的にクンシランと呼んで親しまれているのは、下の学名に記したクリヴィア・ミニアータ(Clivia miniata)種である。本来のクンシランとは本種(Clivia nobilis)であった。このnobilとはラテン語で「高貴な」という意味である。ここから我が国の「君子蘭」の名が登場したことになる。そこで、ミニアータ種は厳密には「ウケザキクンシラン」という和名を有している。因みに、上述のノビリス種の場合は、花は受け咲きではなく下向きに開花する。 属名は、19世紀初期の女流詩人クリビア公爵夫人の名に因んでいる。 種小名は「高貴な」の意。 |
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学名sn | Clivia nobilis | |
英名en | Bush lily | |
仏名fr | Lis des forêts | |
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | 垂笑君子蘭 | |
植物分類 | ヒガンバナ科クンシラン属 | |
園芸分類 | 多年生草本 | |
用途use | 鉢植え | |
原産地 distribution |
南アフリカ | |
花言葉 | 貴い | |
解説 description |
我が国で一般的にクンシランと呼んでいるのはクリヴィア・ミニアータのことであり、和名は正確には「ウケザキクンシラン」となろう。語源の項にも記したが、本来のクンシランとは本種(クリビア・ノビリス種)のことであった。ウケザキクンシランは、葉そのものも観葉植物としての価値を有し、加えて花姿も見事であり、園芸植物としては人気が高い。一方、本種、つまりノビリス種の場合、花はたくさん(1本の花茎に40~60個)つくが下向きに開花してしまう。加えて、花径も1.5㎝前後と小さい。ウケザキクンシランの葉の先端は丸味を帯びていて、縁に鋸歯はないが、本種の場合、先端に凹みが見られ、加えて縁には細かい鋸歯が見られる。また、ウケザキクンシランの開花期は、3~4月頃であるが、本種の場合、春以外にも開花する点でも異なる。 | |
履歴 | ||
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | 春 | |
備考 |