検索名 | コリアンダー | 撮影:GKZ/行田市・埼玉県薬用植物園↑ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ 撮影地:小石川植物園↑ 撮影地:帰化植物見本園↑ 撮影地:星薬科大学↑ 撮影地:都立薬用植物園↑ 撮影者:神奈川県 池田正夫様↓ ↑撮影地:愛知県弥富市↓ |
|
和名jp | コウサイ | ||
漢字表記 | 香菜 | ||
別名・異名 other name |
カメムシソウ コエンドロ コリアンダー 中国パセリ |
||
古名 old name |
|||
語源 etymology |
コリアンダーはどことなくカメムシの臭いに似ているが、語源もカメムシに関係している。コリアンダーは、既に紀元前1400年頃のギリシャで知られており、koriandronと呼ばれていた。この「kori」とは、そもそもカメムシやヘッピリムシを意味するkorisからきている。やがてラテン語でcoriandrumとなり、英名ではcorianderとなっている。漢名の「胡荽」は、ペルシャ語のkoswiからきている。(注)中国では「胡」の文字は西域民族を意味し、接頭語についた場合外国からの渡来を表すことになる。 属名は、ギリシャ語のcoris(=ナンキンムシ)とannon(=アニスの実)の合成語で、どちらも異臭を放ち、本種がその匂いに似ていることから。 種小名は「栽培された」の意。 |
||
学名sn | Coriandrum sativum | ||
英名en | coriander | ||
仏名fr | coriandre | ||
独名de | Koriander | ||
伊名it | coriandoro | ||
西名es | cilantro | ||
葡名pt | coentro | ||
漢名ch | 芫荽 | ||
植物分類 | セリ科コエンドロ属 | ||
園芸分類 | 一年生草本 | ||
用途use | 食用/薬用 | ||
原産地 distribution |
ヨーロッパ東部/地中海東部 | ||
花言葉 | 隠れた美点 | ||
解説 description |
コウサイはセリ科の一年草である。草丈は60~120㎝程度。葉は光沢を持った緑色で,幾分肉厚である。葉姿はミツバの葉に似ている。葉は成長に伴い裂けて羽状葉になる。5~6月kろお、茎頂に複散形花序を出し、白色または淡紅色の小花を開く。ハーブの一種。我が国でも近年コリアンダーという名前で一般的に流通を始めている。我が国のドクダミやカメムシのような刺激臭を有する。中国や東南アジアでは好んで食用にされる日常香辛野菜とされている。また、薬用にも利用されている。カレー粉には欠かせないスパイスである。 | ||
履歴 | 『倭名抄』(930年)に「古仁之(こにし)」とあるはコリアンダーと推定されているので、ポルトガル人の初来日よりも早く渡来していたと推定される。 | ||
県花・国花 | |||
古典1 | |||
古典2 | 『倭名抄』、『延喜式』、『本草類編』 | ||
季語 | |||
備考 | |||
撮影者:タイ在住 上田勇様↓ | |||
↑撮影地:タイ・メソート市内↓ |
『パイプのけむり』 | 巻数 | 頁数 | タイトル | |
24 | 34 | 「香菜」 |