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和名jp コカナダモ
撮影:GKZ/群馬県立つつじが岡公園
水生植物池↑

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓
 撮影地:筑波実験植物園↑
漢字表記 小加奈陀藻
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名は、カナダモに比して全体的に小形のため。
属名は、ギリシャ語のhelos(=湿地)をラテン語化したelodeaを語源としている。
種小名は19世紀イギリス人植物学者Thomas Nuttallの名に因んでいる。
学名sn Elodea nuttallii
英名en Western waterweed,
Nuttall's waterweed
仏名fr Élodée de Nuttall
独名de Schmalblättrige Wasserpest,
Nataals Wasserpest
伊名it Elodea di Nutall
西名es Yana
葡名pt
漢名ch 伊東藻
植物分類 トチカガミ科カナダモ属
園芸分類 多年生草本
用途use アクアリウム栽培
原産地
distribution
北米
花言葉
解説
descrption
コカナダモはトチカガミ科の多年草である。本種は、淡水に群生する沈水植物である。雌雄異株。草丈は20~50㎝程度。茎は硬く、径1~2㎜程度の円柱状で、水中を横走する。茎途中の節部から糸状の水中根を出し、茎は途中で分枝する。葉は、暗緑色で、長さ6~15㎜、幅0.5~2㎜程度の線形で、左右にねじれを見せる。葉は3個前後程度が輪生する。葉縁には微鋸歯がある。5~6月頃、葉腋から単性で花弁は無く、萼片3個雄蘂9個の花をつける。我が国各地に帰化状態にあるコカナダモは雄株だけであり、無性生殖により繁殖をする。
履歴 我が国でのコカナダモは、理科の実験用として昭和の初めに導入されたものと言う。その後、逸失して各地の河川や湖沼等で帰化状態となっている。特に、琵琶湖では鮎を放流したことにより、本種が蔓延状態と化している。我が国では、概して関東以西地区に多く帰化状態にあり、生態系への影響や船舶の航行への影響等から我が国での「侵略的外来種ワースト100」にも選ばれ、「外来生物法」により、要注意外来植物として指定されている。各地の湖沼等では、各種の除去作業が行われているが、現在の時点では、的確な除去の方法が得られていない状況にある。なお、本種の帰化に関しては、我が国に限らず、世界の各国が要注意外来植物としての指定をしている状況にある。
県花・国花  
古典1
古典2
季語
備考