検索名 | コブラ・リリー | 撮影者:東京都 中村利治様 撮影地:夢の島熱帯植物館 撮影:GKZ/とちぎ花センター↓ |
和名jp | ランチュウソウ | |
漢字表記 | 蘭鋳草 | |
別名・異名 other name |
ダーリングトニア、 ダーリングトニア・カリフォルニカ コブラ・リリー コブラ・プラント |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、捕虫葉の形状が金魚のランチュウ(蘭鋳、蘭虫)のように膨らんでいることからの命名と推測される。 属名はアメリカの植物学者William Darlingtonの名に因んでいる。 種小名は「(アメリカ)カリフォルニアの」の意。 |
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学名sn | Darlingtonia californica | |
英名en | Cobra lily Cobra plant California pitcher plant |
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仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | 眼鏡蛇瓶子草 | |
植物分類 | サラセニア科ダーリングトニア属(1属1種) | |
園芸分類 | 多年性草本 | |
用途use | 鉢植え | |
原産地 distriburion |
アメリカ | |
花言葉 | ||
解説 description |
ランチュウソウはサラセニア科(一属一種)の多年草である。アメリカのカリフォルニア・オレゴン両州の山地の冷涼な地で、地下からの湧き水が出るような地にのみ自生すると言われている食虫植物である。本種は、暑さに弱く、根が20℃を越えると枯死してしまうと言われているために、我が国での栽培は工夫を求められるという。本種は、虫媒花を持つが、その媒体者の正体が未だに解明されていないという。和名のランチュウソウよりも、我が国の食虫植物愛好家の間では「ダーリングトニア」の名で愛倍されているようである。ランチュウソウの葉は管状となっており草丈は50㎝を越えるまで成長するという。葉の先端は、捕虫袋を形成するために丸みを持ち、蛇が鎌首を示すような形状となる。葉には、不規則な黄色い網目模様が入るが、個体差が大きいと言われている。管状の葉の内部には下向きの毛が密生しており、この中に入り込んだ虫は入り口に戻れないような構造となっている。花は、5個の黄色い萼片に囲まれた濃赤褐色の袋状の花弁とで構成される。花冠は5裂するが開口部は非常に小さい。花弁には濃赤色の縦筋模様が入る。 | |
履歴 | 本種は、アメリカの植物学者William D.Brackenridgeによって1841年に発見されている。その後、1853年にアメリカのJohn Torreyが発見者への献名として属名をDaringtoniaと命名している。 | |
下図撮影者:東京都 山口米子様/撮影地:京都府立植物園↓ | ||