←トップ頁へ

和名jp ゴマ   撮影地:群馬県館林市


      

漢字表記 胡麻
別名・異名
other name
ユマ
シマ
ンガー(タイ語名)
古名
old name
ウゴマ(宇古万)
語源
etymology
和名は、漢名「胡麻」の音読みから。胡の国から渡来したアサ(麻)に似た植物のため、中国では「胡麻」と命名した。我が国ではその漢名を音読みにしたもの。因みに奈良時代には「ウゴマ」とよばれていたようだ。
属名はギリシャ語のsessem(胡麻の古名)に由来している。
種小名は「インドの」の意。
学名sn Sesamum indicum L.
英名en Sesame
仏名fr sesame
独名de Sesam
伊名it sesamo
西名es sésamo
葡名pt sésamo
漢名ch 芝麻
胡麻
泰名th งา 
植物分類 ゴマ科ゴマ属
園芸分類 一年生草本
用途use 油料作物/薬用
原産地
deistribution
アフリカともインドとも言われるが明らかではない。
花言葉 救護
解説
description
ゴマは、ゴマ科の一年草である。草丈は1メートル前後。茎の断面は四角形で、周囲に軟毛が密生する葉は長さ10㎝程度の長楕円形で茎に対生する。(下部の葉は、互生する場合もある。)。8~9月頃、淡紅色~白色の筒状花で、花冠が5裂した唇形花を付ける。花後の果実は、円柱状で、4室に分かれ、扁平な種子を多数納めている。果皮の周囲も白色の軟毛で覆われている。
履歴 インドでは紀元前1600年には栽培されていたという。中国へは紀元前5世紀に渡来している。我が国へは朝鮮半島を経て奈良時代には渡来していたと思われる。アメリカには、17世紀にアフリカ西海岸から奴隷と一緒に渡来した。ヨーロッパへは渡来したが、あまり重要視されなかった。
「大宝律令」の中に、諸国産物としてゴマが挙げられている。
県花・国花
古典1 『宇津保物語』
古典2 『延喜式』、『本草和名』、『倭名類聚鈔』、『下学集』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』
・アズキの早薪き、ゴマの遅蒔き
・キリの花が咲いたらゴマ蒔き
・照りゴマ、湿気グリ
・雨降り麻の日照りゴマ
・強飯にゴマ塩→さらに引き立つ、より一層優れた結果になることのたとえ。
季語 夏(花)/秋
備考
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
18 12 「厦門まで」
24 182 「収穫」