←トップ頁へ

和名jp キョウオウ
 撮影者:東京都 中村利治様↑ 
撮影:GKZ/とちぎ花センター↓

撮影者:タイ在住 上田勇様↓

撮影地:タイ・メソート市内
漢字表記 姜黄
別名・異名
other name
ハルウコン(春鬱金)
クルクマ・アロマティカ
ワン・ナン・カム(タイ語名)
古名
old name
筑波実験植物園にて→
語源
etymology
和名は、漢名「姜黄」の音読みから。
属名のクルクマはアラビア語の「黄色」から。
種小名は「芳香のある」の意。
学名sn Curcuma aromatica
英名en Wild turmeric
仏名fr curcuma
Safrande Indes
独名de Wurzige Safranwurz
伊名it curcuma
西名 es  cúrcuma
葡名pt curcuma
Açãfrao,
Açãfrao-da-terra
Açãfrao-da-India
漢名ch 鬱金
泰名th ว่านนางคำ
植物分類  ショウガ科ウコン属 
園芸分類 多年生草本
用途use 食用/薬用/染料/香辛料
原産地
distribution
熱帯アジア
花言葉 乙女の香り
解説
description
キョウオウは、ショウガ科の多年草である。草丈は50㎝前後に。葉姿は長い葉柄を持ちカンナにも似た葉身をつける。葉は基部で交互に抱き合い2方向に数枚出る。本種の葉姿は、ウコンによく似ているが、本種の葉は表面が平滑で、裏面はビロード質となる点で区別できる。ウコンは8~9月頃に開花するので別名をアキウコンとも呼ばれるが、本種の場合には、それに対して5~6月頃に開花を見せる。そのために本種は一般的にハルウコンと呼ばれている。また、本種の苞葉はウコンが白色~淡緑色であるに対して淡桃色~紫橙色となる点で相違する。苞葉の下に見られる花は径2㎝程度の黄色でウコンと同様である。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 「姜黄」とは、本来ウコンの漢名であり、本種の漢名は「鬱金」ということになる。  つまり、次のような混同が見られることになる。
  和名 ウコン(鬱金)/アキウコン(秋鬱金) 学名 Curcuma domestica 漢名 姜黄(キョウオウ) 
  和名 キョウオウ(姜黄)/ハルウコン(春鬱金) 学名 Curcuma aromatica 漢名 鬱金(ウコン)
 つまり、和名における漢字表記は、逆の漢名が用いられたことになる。