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和名jp キンギョソウ(高性種)
 撮影者:ポルトガル在住 武武本比登志/睦子様

撮影地:ポルトガル コスタ・アズール地方
漢字表記 金魚草
別名・異名
other name
アンチリナム・シリゲナム
古名
old name
語源
etymology
和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語のanti(=代用する)とrhinos(=鼻)の合成語で「鼻に似ている」の意。
種小名はギリシャ語のcirrhus(=巻きひげ)とgerum(=~を有する、~を生ずる)の合成語から。
学名sn Antirrhinum cirrhigerum
英名en Common Snapdragon
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名es Boca-de-lobo
漢名ch
植物分類 オオバコ科(←ゴマノハグサ科)キンギョソウ属
園芸分類 多年生草本
用途usee 花壇/鉢植え/切り花
原産地
distribution
ポルトガル・スペイン・フランス
花言葉 出しゃばり
解説
description
アンティリナム・シリゲナムはキンギョソウ科の多年草である。本種は、原産地の項に記した地の沿海地の岩場等に自生が見られる野草である。草丈は、80~100㎝程度となる。我が国の花壇などで栽培されるキンギョソウの中の1種である。我が国の園芸界で流通しているキンギョソウには次の3種がある。①矮性種(20~30㎝)、②中高性種(50~60㎝)、③高性種(90~120㎝)本種は、その中の③の高性種と言うことになる。あまり土質を選ばず、花色も多彩なことから、春の花壇には最適な園芸植物として普及している。 葉は全縁で先端は幾分尖った披針形で、茎に互生する。3~5月頃、茎頂に穂状花序をつけ、花弁がフリル状となった4㎝程度の花を下方から上方へと咲き上がる。本種は、その得異な花姿から、我が国では金魚に見立てているが、ラテン語では「鼻」に見立て、欧米では「龍」や「オオカミ」に見立てているのも面白い。本種は、我が国の園芸界では一年草扱いとなっているが、本来的には非耐寒性多年草であり、年数を経ると茎は木質化する。 
履歴 渡来時期不詳。  
県花・国花 鹿児島県:山川町花/熊本県:長洲町花/愛知県:弥富市花 
古典1  
古典2  
季語  
備考