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和名jp キキョウ
↑撮影:GKZ/石川県輪島市にて↓



撮影者:神奈川県 池田正夫様↓

撮影地:山梨県髙座山↑

↑撮影地:宮城県・中山平↓


 
漢字表記 桔梗
別名・異名
other name
キチコウ
オカトトキ
アリノヒフキ(古名)
古名
old name
アリノヒフキ(阿利乃比布岐)
オカトトキ(乎加止止岐)
語源
etymology
和名は、漢名「桔梗」の音読みから。
属名は、platys(=広い)とcodon(=鐘)の合成語で、花の形状から。
種小名は「大きい花」の意。
学名sn Platycodon grandiflorum A.DC.
英名en Chinese bellflower
Japanese bellflower
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 桔梗
植物分類 キキョウ科キキョウ属
園芸分類 多年生草本
用途use 花壇/鉢植え/薬用
原産地
distribution
シベリア/中国北部/朝鮮半島/日本
花言葉 変わらぬ愛/気品
解説
description
日当たりのよい山野に自生が見られ多年草である。茎は直立し、草丈は50~100㎝程度。折ると白汁を出す。夏~秋にかけて釣鐘状で、先が5裂した花を見せる。花色は青紫色~淡紫色だが、白花も存在する。ゴボウ根を持ち薬用とする。
履歴 万葉集の中で山上憶良が詠んだ秋の七草の歌に登場する「朝貌(あさがお)」はムクゲ説とこのキキョウ説とに分かれてきたが、今はキキョウ説に定着を見ている。秋草好みの日本人には殊更好まれた花の一つであり、各種の日本絵画の題材に選ばれている。
県花・国花 福岡県:大野城市花
京都府:福知山市花
兵庫県:南光町花
三重県:名張市花
長野県:塩尻市花
岐阜県:多治見市花・土岐市花・瑞浪町花・山県市花
愛知県:一宮市花
静岡県:掛川市花
群馬県:東村(吾妻郡)花・沼田市花・妙義町花
栃木県:都賀町花・茂木町花
茨城県:竜ヶ崎市花
千葉県:鎌ヶ谷市花
埼玉県:大井町花
神奈川県:伊勢原市花・中井町花
福島県:相馬市花/宮城県:大衡村花
岩手県:紫波町花
古典1 『古今和歌集』、『源氏物語』、『枕草子』、『徒然草』、『太平記』、『蕪村句集』
古典2 『延喜式』、『大和本草』、『倭名類聚鈔』、『下学集、』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物類品隲』、『物類呼称』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』
季語
備考 秋の七草の一
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
14 130 「蜂」
16 188 「藤袴」
21 207 「陣笠葉虫」