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和名jp キダチロカイ
↑撮影:GKZ/伊豆稲取駅前/都立八丈植物園↓

撮影者:千葉県 三浦久美子様↓

↑撮影地:新宿御苑↓
 
撮影者:東京都 山口米子様↓
漢字表記 木立蘆
別名・異名
othername
キダチアロエ
イシャイラズ
アロエ・アーボレセンス
古名 
old name
 
語源
etymology
和名のアロエは漢名では「蘆」と表記されるが、それを音読みしてロカイとなった。
属名は、アラビア語のalloeh(=苦味のある)に由来している。
種小名は「亜高木の」の意。
学名sn Aloe arborescens Mill
英名en krantz aloe
仏名fr aloès
独名de Aloe
伊名it Aloe
西名es Áloe
葡名pt Aloés
漢名ch 大蘆
植物分類 ツルボラン科(←ユリ科)アロエ属
園芸分類 多年生草本
用途use 薬用/観葉植物
原産地
distribution
アフリカ南部
花言葉 消息/音信
解説
description
キダチロカイはツルボラン科(←ユリ科)の多年草である。我が国でアロエと称して栽培されているのは、ほとんどがこのキダチロカイである。草丈は、1~2m程度となる。葉は多肉質で、長さ45~60㎝、幅5㎝写真に見られるように剣状長三角形で、葉縁には三角状の棘が並び、先端部は鋭頭となる。12~3月頃に、花茎の咲きに朱赤色の筒状花を開く。民間薬として利用されている。古くから、その汁で切り傷や火傷に効果があると言われており、別名を「医者いらず」とも異名をとるほどである。胃の痛みや便秘には葉を食べたり、汁を飲んだりする。火傷、切り傷、虫さされには葉を開いて肉の部分を貼り付ける。冬季に赤色の花をつける。アロエは耐寒性に弱いことを除けば、ほとんどの土壌に適応するという特性を有する。
履歴 アロエ類が薬として用いられたのは古代エジプトの頃からである。東洋では、仏典に「婆奢迦(バシャガ)」の名で登場している。中国の本草書『本草綱目』(1590年頃)にも皮膚病に用いると記述されている。わが国への渡来時期は不明。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考
撮影者:タイ在住 上田勇様↓ 

↑撮影地:タイ・メソート市内↓


↑撮影地:下田市爪木崎↓ 




『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
16 39 「蘆會」