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和名jp キダチコンギク
撮影者:千葉県 三浦久美子様

撮影地:帰化植物見本園
   
 
漢字表記 木立紺菊
別名・異名
other name
クジャクソウ(孔雀草)
古名
old name
語源
etymology
和名は、株基部が木質化し、コンギクのような形状の花をつけることから。因みに本種は、かつてはシオン属(Aster)として分類されていた。
属名
は、ギリシャ語のsymphyos(=共に成長する)とthrix(=毛)の合成語から。
種小名は、「有毛の、柔毛に覆われた」の意。
学名sn Symphyotrichum pilosum
(Aster pilosum)
英名en Hairy white oldfield aster
Frost aster
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch 霜紫苑
植物分類 キク科ホウキギク属
園芸分類 多年生草本
用途use 切り花
原産地
distribution
アメリカ〜カナダ
花言葉
解説
description
キダチコンギクは、キク科の多年草である。北米原産の野草であるが、下欄に示すように我が国では荒れ地や河原等で帰化状態にある。地下に太く、短い根茎を持つ。基部は木質化し、草丈は40〜120p程度となる。学名に示されるように全草が白色の細毛に覆われる。茎は上部でほぼ直角に分枝をする。葉は披針形〜倒披針形で茎に互生する。葉の縁部には開出毛が目立つ。10〜11月頃、茎頂並びに枝先に径1.5〜2p程度の頭花をつける。花の周囲には20個程度の白い舌状花がつく。筒状花は黄色で、受粉後には赤色を帯びる、3o程度の冠毛が多数出て目立つ。
履歴 本種は、北米原産種であるが、朝鮮戦争(1950〜53)当時に、国連軍の軍需物資とともに北九州市に渡来したという。その後、神戸市や愛知県でも帰化状態が確認され、各地に広まりを見せている。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考
   撮影地:帰化植物見本園→ 撮影者:神奈川県 池田正夫様↓