和名jp | キブネダイオウ | 撮影者:東京都 中村利治様↑ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ 撮影地(全4図):東京都薬用植物園にて |
漢字表記 | 貴船大黄 | |
別名・異名 other name |
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古名 old name |
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語源 etymology |
和名は、牧野富太郎博士が貴船川流域で発見したことによる命名。 属名はラテン古名rumex(=槍)を語源とし、スイバの葉形を槍にたとえたものと言われている。 種小名は「ネパールの」の意。 変種名は「アンドレ-の」の意。 |
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学名sn | Rumex nepalensis Splengel var. andreaeanus | |
英名en | ||
仏名fr | ||
独名de | ||
伊名it | ||
西名es | ||
葡名pt | ||
漢名ch | 尼泊爾酸模 | |
植物分類 | タデ科ギシギシ属 | |
園芸分類 | 多年生草本 | |
用途use | 薬用 | |
原産地 distribution |
京都府・岡山県:日本固有種 | |
花言葉 | ||
解説 description |
キブネダイオウはタデ科の多年草である。京都府と岡山県の一部地域にのみ自生の見られる野草である。現在、個体数は極めて少ないと報告されている。草丈は1m程度に。茎は太く直立し、縦筋がはっきりとしている。茎には短毛がある。根は太く、自生地では水流の側に自生するという根生葉は楕円形で光沢はない。茎葉は卵形或いは卵状広楕円形で、長さは15~25㎝程度、葉の縁は波形に大きくうねりを見せる。5~7月頃、茎頂に円錐花序をつける。花被片は横に幅が広く、縁に鈎状の突起(2~3㎜程度)があり、中肋は瘤状に膨れない。母種のRumex nepalensisは漢名を「尼泊爾酸模(ネパールスイバ)」と呼ばれ、中国~ヒマラヤ地帯にかけて自生が見られるという。 | |
履歴 | 環境省絶滅危惧IB類(EN)指定植物 | |
県花・国花 | ||
古典1 | ||
古典2 | ||
季語 | ||
備考 | ||