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和名jp キバナダンドク
撮影者:タイ在住 上田勇様

撮影地:タイ・メソート市内
漢字表記 黄花檀特
別名・異名
other name
カンナ・インディカ・フラヴァ
カンナ・オキデンタリス・フラヴァ
古名
old name
語源
etymology
和名は、黄色い花を見せるダンドクの意からで、ダンドクとは本種がインド・中国を経て渡来したことにより、釈迦が修行をしたことで知られる檀特山の名に因んでいる。
名はケルト語のcan(=アシ:芦)を語源とし、ギリシャ語を経ている。円柱形で真っ直ぐに伸びる花茎が水辺に生えるアシに似ていることから転用されたという。
種小名は「インドの」の意。この場合のインドとは西印度諸島と推測される。
変種名は、「黄花の」の意。
学名sn Canna indica var.flava
=Canna occideentalis var. flava)
英名en Yellow canna
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt Biri-silvestre
Bananeirinha,
bananeinha de jardim
Cana da índia
漢名ch 黄花美人蕉
植物分類 カンナ科カンナ(ダンドク)属
園芸分類 多年生草本
用途use 路地植え/鉢植え
原産地
distribution
熱帯アメリカ
花言葉
解説
description
キバナダンドクはカンナ科の多年草である。カンナ属には、熱帯アメリカを中心におよそ60種が確認されていると言うが、本種もその原種の中の1種と言うことになる。やや湿り気のある荒れた草地に自生する。地下にショウガにも似た塊茎を持ち、茎を直立させ、草丈は1~1.5m程度となる。葉は長さ30~40㎝程度の卵状楕円形で基部は葉鞘となって茎を包む。葉は全縁で先端は尖りを見せ、節毎に互生する。原産地では通年開花ということだが、我が国での開花は6~10月頃で、茎頂に総状花序を出し、長さ5㎝程度の赤色の花をつける。花弁のように見えるのは雄蕊が変化したものである。花後には扁球形の果実をつけ濃く熟する。
履歴 本種は、園芸用に栽培されていたものが逸失し、野生化状態にある。
県花・国花
古典1
古典2
季語 秋(カンナ)
備考