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検索名  カトレア・フラバ
撮影者:東京都 中村利治様

撮影地:筑波実験植物園
和名jp キバナアサヒラン※備考欄参照
漢字表記 黄花朝日蘭
別名・異名
other name
カトレア・フラバ
レリア・フラバ
古名
old name
撮影地:小石川植物園→
語源
etymology
和名の語源不詳。備考欄参照
属名のCattleyaとは、イギリスのラン蒐集家William Cattley氏の名に因んでいる。
種小名は「鮮黄色の」の意。
学名sn Cattleya flava(=Laelia flava)
英名en Yellow Laelia
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 ラン科カトレア属(←レリア属)
園芸分類  多年生草本 
用途use 鉢植え
原産地
distribution
ブラジル
花言葉 優雅な女性/魔力/成熟した人の魅力
解説
description
カトレア・フラバはラン科の多年草である。本種は、次々と学名の変更がなされ、現在はカトレア属に分類されている。ブラジルの高地(800~1000m級)で岩上に着生するランであり、ラン愛好家の間では、旧属名レリア属の中でもロック・レリア(Rock-laelia)と呼ばれている仲間の1種である。葉は10~15㎝程度の長楕円形で、肉厚である。2~3月頃、30~50㎝程度の長い花茎を直立または弓状に伸ばし、その先に5~10個の鮮黄色花をつける。花径は5㎝程度で、形状は星型に平開し、花弁の質は厚味がある。本種は、花の寿命が長いことも大きな特徴とされる。
履歴 本種は、カトレア類の黄色花の交雑親として用いられることが多い。
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 ※小石川植物園での本種の名札は、下の写真に見られる通りであるので、和名をそのまま掲載してある。これは、等しく下に掲載したカトレア・ラビアータ(Cattleya labiata)種の名札に「アサヒラン」と明記されており、本種は、それに対して、黄花である事から「キナバアサヒラン」の命名かと推測されるが、かつて,牧野富太郎博士はカトレアに対しては「ヒノデラン(日の出蘭)」と命名しているので、本種は「キバナヒノデラン」、そしてカトレア・ラビアータ種は「ヒノデラン」となるものかとも思えるのだが、如何なものだろうか?因みに、我が国の野生ランで、「アサヒラン」が存在するので、本種も、カトレア・ラビアータ種も外来植物であるだけに同名の名前を以て命名するのは不自然にも思える。