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和名 カテンソウ
漢字表記 花点草
別名・異名 ヒシバカキドオシ(菱葉籬通)
古名
語源 和名の語源不詳。中国でも台湾でも「花点草」の名称を用いていることから、或いは、中国名からの音読みかもしれない。だが、概して、中国では、自国に自生の見られる植物には漢字一文字で表記するケースが強いので、場合によれば、中国名は、和名から転移したものなのかもしれない。/属名は、ギリシャ語のnannos(=小さい)とcnide(=イラクサ)の合成語から。
学名 Nanocnide japonica 撮影者:京都府 藤井俊夫様
英名
仏名
独名
伊名
西名
葡名
漢名 花點(点)草
植物分類 イラクサ科カテンソウ属
園芸分類 多年生草本
用途
原産地 日本(本州以西)・台湾・中国
花言葉 撮影地:京都府木津川市
解説 カテンソウは、イラクサ科の多年草である。概して丘陵地や低山麓の常緑樹林下に自生が見られる野草である。草丈は10から30㎝程度で、茎には白毛が密生している。葉は、菱形状卵形で、長さ1~2㎝、葉の縁には深く切れ込んだ鈍鋸歯がある。葉の縁も有毛。4~5月頃、小花を多数つける。雌雄同株で、雄花は茎上部の葉腋から、集散花序を出し、花被片は5個、雄蕊5個、雌花は茎頂に近い葉腋から短い花柄の先に密集して開花する。雌花の花被片は4裂する。雄蕊は、最初、内側に湾曲しているが、やがて外側に開くときに、花粉を外にはじき飛ばす。本種は、花後に地下茎を伸ばして繁殖する。
履歴
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考