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和名jp カサブランカ
漢字表記
別名・異名
other name
古名
old name
語源
etymology
和名品種名は、モロッコの都市名 Casa Blancaの名に因んでいる。Casa(=家) blanca(=白)という意味で白い家が建ち並ぶことで知られている。
属名は、ケルト語のli(=白い)とium(=花)に由来し、ヨーロッパで「白い百合」として愛されたマドンナ・リリー(Lilium candidum)を指していると言われている。
学名jp Lilium 'Casa Blanca'
英名en Casa Blanca Oriental lily
仏名fr Lis oriental 'Casablanca'
独名de Lilie 'Casablanca'
伊名it Gigliop 'Casa Blanca'
西名es Lilium 'Casa Blanca'
葡名pt Lilium 'Casa Blanca'
漢名ch 卡薩布蘭卡
植物分類 ユリ科ユリ属
園芸分類 多年生草本
用途use 路地植え/鉢植え/切り花
原産地
distribution
園芸作出品種
花言葉 上品
解説
description
カサブランカは、ユリ科の多年草である。本種は、下欄とも重複するが、1970年代にオランダで作出されたハイブリッド種である。西洋社会では、古来より、白花ユリのマドンナ・リリー(Lilium candidum)が「清純」・「純潔」等の象徴として文化史的に珍重されてきた。しかし、マドンナ・リリーは、長いこと原産地も不明であり(近年判明している)、しかも、病弱なため育てにくいと言う欠点があった。そこで、我が国のテッポウユリが渡欧すると、マドンナ・リリーに取って代わるようになってきた。だが、テッポウユリの場合、花径が小さいという難点があった。そこで、マドンナ・リリーに取って代わるユリの作出が行われ、我が国のヤマユリ、カノコユリ、ササユリの交雑により作出されている。本種の出現は世界的に一大ブームを起こし、本種には「ユリの女王」との異名がついたほどである。本種の草丈は。60~150㎝。6~7月頃、茎上部に総状花序を出し、径20~25㎝程度で純白色の花を多数(10個以上)つける。本種は、開花時に強い芳香を放つ。因みに本種は、切り花用として作出されている。 
履歴 本種は、1970年代にオランダで作出されている。 
県花・国花  
古典1  
古典2  
季語  
備考