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検索名  カリステフス・シネンシス
撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様

撮影地:ポルトガル コスタ・アズール地方


和名jp エゾギク
漢字表記 蝦夷菊
別名・異名
other name
サツマギク(薩摩菊)
カリステフス・シネンシス
古名
old name
語源
etymology
和名にエゾギクとあるが、北海道産ではない。一説には、「江戸菊」の転訛から「蝦夷菊」となったものと推測もされている。また、別名にサツマギクとあるが、鹿児島産でもない。学名の種小名に見られるように中国が原産地である。
属名は、callos(=美しい)とstephos(=冠)の合成語で、花冠が大きくて美しい冠状を見せることから。
種小名は「中国の」の意。
学名sn Callistephus chinensis
英名en China aster
仏名fr Aster de Chine
Reine-Marguerite
独名de Sommeraster
伊名it Astro della Cina
西名es Estrellas
Extrañas
Fior extraña
Reina Margarita
Aster deChina
葡名pt Áster-da-china
Astér
Malmequer-de-sécia
Rainha-do-mercad
Rainha-margarida
Sécia
漢名ch 翠菊
植物分類 キク科カリステフス(エゾギク)属
園芸分類 一年生草本
用途use 花壇/鉢植え/切り花
原産地
distribution
中国北部
花言葉 美しい追想/変化
解説
description
エゾギクは、キク科の一年草である。草丈は60㎝前後。全体に剛毛がある。葉は互生し、卵形で、縁に鋸歯がある。花は、径5~6㎝の頭状花で、茎の先に1花が開花する。花色は様々。
履歴 1731年、カトリック教の神父ダンカルビーユが種子をパリ植物園に送ったのが西洋社会への最初と謂われている。品種改良もフランスから始まっている。
我が国へは江戸時代半ばに渡来している。 
県花・国花  
古典1  
古典2 『本草和名』(蝦夷菊として)  
季語  
備考 アスターとは、本来キク科アステル属の宿根草であった。我が国でエゾギクと呼び、単にアスターと呼んでいる本種は、アステル属には属さず、それに近いカリステファス属に属し、1属1種である。しかし、欧米でも単にアスターと呼ぶと本種を指すのは我が国と同様の状況にある。