検索名  カレンデュラ  
和名 キンセンカ
漢字表記 金盞花
別名・異名 トウキンセンカ(唐金盞花)/カレンデュラ
古名
語源 和名は、花が金色で盞(さかずき)状の花形から。/属名のCalendulaとは、古代ローマでは「朔日(ついたち)」を意味したが、これから転じて、「一ヶ月」を意味するようにもなった。つまりこの花の花期があまりにも長いことから。/種小名のofficinalisとは「薬用」という意味。中世ヨーロッパでは、薬用として用いられていたと言う。
学名 Calendula officinalis
英名 Pot marigold
仏名 Souci officinal
独名 Ringelblume
伊名 Calendola,Fiorrancio
西名 Caléndula
葡名 Calêndula
漢名 金盞菊
植物分類 キク科キンセンカ属
園芸分類 一年性草本
用途 花壇/切り花/プランター/薬用
原産地 南欧/地中海沿岸 撮影者:東京都 中村利治様
花言葉 悲しみ(英)/不安・疑惑・嫉妬(仏)
解説 トウキンセンカは、南欧原産のキク科の植物である。茎がよく分枝するのが大きな特徴。葉は細長いへら形、軟質で、1種の臭気を持つ。草丈は15~50㎝。全体的に軟毛に覆われる。夏に花径5㎝前後の花を見せる。花色は、黄色、橙等近年品種改良により多彩となっている。西洋社会では、本種は、虫さされや胃腸病等の民間薬として用いられて来たという。また、スープに入れたり、バターやチーズの色づけにも用いられて来たという。今日、我が国の園芸界で「キンセンカ」の名で流通しているのは本種である。近年、我が国の園芸界では、学名を音読みしたカレンデュラの名で流通しているようだ。
履歴 我が国へは嘉永年間(1848~53)に中国を経て渡来している。
県花・国花 滋賀県:栗東市花/北海道:白糠町花
古典1
古典2 『倭名類聚鈔』、『下学集』、『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』
季語
備考