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検索名 カラナデシコ
和名jp セキチク
漢字表記 石竹
別名・異名
other name
カラナデシコ
イシタケ
古名
old name
語源
etymology
和名は、漢名「石竹」の音読みから。「石竹」とは岩間にタケような葉をつけて咲く花の意。
属名のDaianthusとは、古代ギリシャの植物学者テオフラトゥスの命名で、dios(=神)とanthus(=花)の造語で、「神の花」の意となる。
種小名は「中国の」の意。
学名sn Dianthus chinensis L.
拙庭にて
英名en Chines Pink
仏名fr

Oeillet de Chine

独名de Chinesische Nelke
伊名it Garofano della Cina
西名es Clavelina
葡名pt Crvia Chinesa
漢名ch 石竹
植物分類 ナデシコ科ナデシコ属
園芸分類 多年生草本
用途use 鉢植え/路地植え/切り花
原産地distribution 中国
花言葉 婦人の愛
解説
description
セキチクは、中国原産の宿根草のナデシコである。江戸時代の園芸ブームの際に、数々の品種改良が行われ、「常夏」などは今も残されている。草丈は15~40㎝程度と、比較的矮性種である。花色も多彩である。
履歴 わが国へは平安時代には渡来していたと推測されている。当時は、ヤマトナデシコに対してカラナデシコと呼ばれていた。
県花・国花
古典1 『万葉集』、『源氏物語』
古典2 『下学集』、『和漢三歳図会』、『物品識名』
季語
備考 万葉集中に「石竹」の名も見られるが、それはカワラナデシコを指しているというのが現在の定説となっている。