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和名 カラクサケマン
撮影者:ポルトガル在住
武本比登志/睦子様


撮影地:ポルトガル コスタ・アズール地方
漢字表記 唐草華鬘
別名・異名 フマリア・オフィキナリス
古名
語源 和名は外来のケメンソウの意から。/属名は、本種のギリシャ古名Fumos terrae(地球の煙り)を語源としている。ディオコリデスが『本草書』の中で本種の乳液は涙を引き起こす(Fumos)と表記したことによるという。/種小名は「薬用の」の意。
学名 Fumaria officinalis
英名 Common fumitory,
Drug fumitory,
Earth smoke
仏名 Fumeterre officinale,
Pied-de-Céline
独名 Gewohnliche,
Gemeiner Erdrauch
伊名 Fumaria officinale
西名 Paloomilla,
Sangre de Cristo
葡名 Canitos-béu-béu,
Catarinas-queimadas,
Erva-molarinha,
Erva-moleirinha,
Erva-pombinha,
Fumária,
Moleirinha,
Pè-de-perdiz
漢名 球果紫菫
植物分類 ケシ科カラクサケマン属(←エンゴサク属)
園芸分類 1年生草本
用途 薬用(果実)/採香料(食品添加物)
原産地 ヨーロッパ南部
花言葉   
解説 フマリア・オフィキナリスはケシ科の1年草である。草丈は10~50㎝程度となる。茎は上部で良く分枝をする。葉は3回羽状複葉となる。4~10月頃、茎上部に総状花序を出し、長さ1㎝程度でピンクの筒状花を10~50個程度つける。花後には痩果をつけるが、強いアルカロイドを含み有毒である。 
履歴 本種は、ヨーロッパ原産種であるが、今日、アジア各地、北米、オーストラリア・ニュージーランド・北アフリカ等では帰化状態にある。
我が国も例外ではなく、明治期後半に札幌市で帰化状態にあることが確認されて以降、各地で帰化状態にある。
県花・国花        
古典1
古典2
季語
備考 有毒植物