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和名jp かおりの
撮影者:東京都 山口米子様 

撮影地:沼田市・原田農園


漢字表記 かおり野
別名・異名
other name
語源
etymology
和名は、品種名から。
属名は、potens(=強力)に由来し、この属に強い薬効をもつ種があったことから。
品種名は、香りの強いイチゴであることから。
学名sn Potentilla 'Kaorino'
(=Fragaria 'Kaorino')
英名sn
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch
植物分類 バラ科キジムシロ属(←イチゴ属)
園芸分類 多年生草本
用途use 鉢植え(観賞用)/食用
原産地
distribution
園芸作出品種(日本)
花言葉 可憐
解説
description
<かおり野>は、バラ科の多年草である。我が国で開発されたオランダイチゴの園芸品種である。花は、白色5弁で、果実は大型の円錐形で、果皮は橙赤色、果肉は中心部まで真っ白となる。そこで、果実を切断すると、果皮部位の赤色と果肉部位の白色とが明瞭となる品種である。果肉は硬めで、甘味が強く酸味は穏やかである。本品種のイチゴは名前の通りフレッシュで甘い香気成分を多く含んでいる。
履歴 <かおり野>は、三重県が開発したイチゴの園芸品種で、平成22年(2010)に新品種登録がなされている。本品種は、「耐病性」と「極早生性」と目指して作出されている。本品種作出に当たっては、「女峰」・「アイベリー」・「とよのか」・「宝交早生」・「章姫」・「あかしゃのみつこ」・「とちおとめ」・「サンチーゴ」の8品種の交配を繰り返し、平成2年(1990)から始まり10年以上の選抜が繰り返され、平成20年(2008)に新品種登録の出願がなされている。
因みに、本品種は、熊本県オリジナル品種の「ゆうべに」や、三重県・香川県共同開発品種「よつぼし」育成にも用いられている。
県花・国花
古典1
古典2  
季語  
備考