和名jp	カノコソウ	撮影者：東京都　山口米子様  ↑撮影地：伊吹山（８合目～山頂）↓
漢字表記	鹿子草
別名・異名 other name	ハルオミナエシ（春女郎花） ケツソウ（纈草） サクラガワソウ（桜川草） センシンハイソウ（穿心排草） キツソウ（吉草） ノガンショウ（野甘草）
古名 old name
語源 etymology	和名は、花序の中の蕾の様子を鹿の子絞りに見立てたものという。 属名は、リンネが古代ローマ皇帝Publius Aurelius Licinius Valeriａnusに捧げた名であるという。ラテン語では、valereには「強くなる」の意がある。 種小名は、明治期に我が国の植物を採集した宣教師Ｕ．フォーリーの名に因んでいる。
学名sn	Valeriana fauriei
英名en
仏名fr
独名de
伊名it
西名es
葡名pt
漢名ch	纈草 吉草
植物分類	オミナエシ科カノコソウ属
園芸分類	多年生草本
用途use	薬用
原産地 distribution	日本・台湾・朝鮮半島・中国
花言葉	親切な処理、楽にする
解説 descriprion	カノコソウは山地の幾分湿り気のある林床や渓流沿い等に群落を見せる事のあるオミナエシ科の多年草である。草丈は４０～８０㎝程度となる。茎は、とても柔軟である。葉は羽状複葉で全裂し、茎に対生し、葉縁には鋸歯を持ち、有毛。５～７月頃茎頂に散房花序を出し、漏斗状で淡紅色ではあるがほぼ白色の小花を多数つける。花冠は５裂し、花径は３㎜程度。
履歴
県花・国花
古典１
古典２	『薬品手引草』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』
季語	春
備考	※同属のツルカノコソウも「ハルオミナエシ」の異名を持つ。
下図撮影者：千葉県　三浦久美子様↓
撮影地：都立薬用植物園↓  撮影者：神奈川県　池田正夫様↓ 撮影地：国立科学博物館付属自然教育園↑		撮影地：東京薬科大学↓ 撮影地：牧野植物園↓