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和名jp カンゾウ
漢字表記 萱草・緩草
別名・異名
other name
ワスレグサ(忘れ草)
ヘメロカリス
古名old name ワスレグサ(和須礼久佐)
語源
etymology
和名は、漢名の音読みから。
属名は、hemera(=一日)とcallos(=美)の合成語で、一日花であることから。
学名sn Hemerocallis spp.
英名en Day lily
仏名fr Hémérocalle
独名de Taglilie
伊名it Emerocallidi
西名es Hemerocalis
葡名pt Hemerocale
Hemerocális
Lílio-de-um-dia,
Lilio-de-são-josé
Lílio-amarelo
漢名ch 萱草
植物分類 ワスレグサ科(←ユリ科)ワスレグサ属
園芸分類 多年生草本
用途use 野草/鉢植え/庭植え/食用(若葉・花・根・茎)
原産地
distribution
日本を含む東アジア
花言葉 媚態・コケットリー
解説
description
カンゾウはワスレグサ科(←ユリ科)の多年草である。カンゾウとは、ワスレグサ科(←ユリ科)ワスレグサ属(ヘメロカリス属)の総称である。ワスレグサ属は東アジアの温帯地域の特産で現在10種ほど確認されている。その内の6種が日本列島に分布している。ヨーロッパには野生種が存在しない。ワスレグサ属の特徴は、6弁で花形はユリに似ていて、一日花であることであろう。また、種間交雑が簡単に出来てしまうために分類が複雑になっている。大きく分けると、キスゲ類、ホンカンゾウ類、ゼンテイカ類に分類することができる。
履歴 カンゾウは、既に16世紀にはヨーロッパに知られていたが、実際の栽培はずっと後のこととなっている。1920年代に、アメリカで、育種活動が盛んとなり、たくさんの園芸品種が生まれている。それらは、逆輸入の形で、我が国の園芸界にヘメロカリスの名で流通する結果となっている。
県花・国花 新潟県:佐渡市花
古典1 『枕草子』、『今昔物語』
古典2 『延喜式』、『和名類聚鈔』、『下学集』、『和漢三歳図会』、『物品識名』、『本草綱目啓蒙』
季語
備考