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| 和名jp | カンラン | ![]() 撮影:GKZ/ 福島県大内宿にて↑ 撮影者:千葉県 三浦久美子様↓ ![]() ↑撮影地:筑波実験植物園↓ ![]() |
| 漢字表記 | 甘藍 | |
| 別名・異名 other name |
タマナ キャベツ |
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| 古名 old name |
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| 語源 etymology |
ラテン語で「頭」のことをcaputと言い、古代フランス語に入りcabocheとなり、それが英語に入りcabachaとなった。それが現代英語のcabbageの語源となっている。フランス語にあった時代には「頭」を意味したが、イギリスに渡った頃には、既にキャベツを意味するようになっていたという。因みに、フランス語のchouもドイツ語のKohlもラテン語の「chol=茎」に由来している単語である。 属名は、キャベツのラテン古名。 種小名は「食用蔬菜の、畑に栽培の」の意。 |
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| 学名sn | Brassica oleracea var. capitata | |
| 英名en | cabbage | |
| 仏名fr | chou | |
| 独名de | Kraut Kohl |
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| 伊名it | cavolo | |
| 西名es | coles | |
| 葡名pt | repolho | |
| 漢名ch | 巻心菜 | |
| 植物分類 | アブラナ科アブラナ属 | |
| 園芸分類 | 二年生草本 | |
| 用途use | 食用 | |
| 原産地 distribution |
ヨーロッパ(大西洋沿岸・地中海沿岸) | |
| 花言葉 | 利益 | |
| 解説 description |
キャベツはアブラナ科の二年草である。現在のような結球性のキャベツが登場したのは紀元前後のイタリアということである。野生のキャベツから葉が発達したものがキャベツとケール、分枝が発達したものがメキャベツ、茎が発達したものがコールラビ、花茎が発達したものがカイラン、花柄が発達したものがブロッコリーとカリフラワーということになる。キャベツは寒冷地向きの野菜で25℃以上では生育が疎外される。 | |
| 履歴 | 我が国へは安政年間(1854~60)に渡来したが、野菜として栽培が始まったのは明治期以降である。 | |
| 県花・国花 | ||
| 古典1 | ||
| 古典2 | 『本草綱目啓蒙』 | |
| 諺 | ・鰹節にキャベツの葉→鰹節をキャベツの葉で包むと削りやすくなるの教え。 | |
| 季語 | 夏 | |
| 備考 | ||