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和名jp カイソウ   ↑撮影者:東京都 中村利治様↓

 撮影者:東京都 山口米子様↓

  ↑撮影地:星薬科大学薬草園↓

撮影者:ポルトガル在住 武本比登志/睦子様↓

撮影地:ポルトガル コスタ・アズール地方


漢字表記 海葱
別名・異名
other name
ホウギョクラン(宝玉蘭)、
スキル、
シー・オニオン、
ウルギネア・マルティマ
古名
old name
撮影地:東京都薬用植物園
語源
etymology
和名は海辺に自生し、草姿がタマネギに似ているから。
属名は、ギリシャ語drimia(=刺すような臭い)を語源としており、この属の鱗茎を傷つけると異臭を放つことからと言う。
種小名は「海辺の、海岸の」の意。
学名sn Drimia maritima
(=Urginea maritima)
英名sn Squill
Sea squill,
Sea onion,
Maritime squill,
Red squill
仏名fr Scille maritime,
Scille officinale
独名de Weiße Meerzwiebel
伊名it Scilla marittima,
Cipolla marina
西名es Cebolla albarrana,
Cebolla almorrana
葡名pt Cebola-alballã,
Cebola-do-mar
漢名ch 海葱
植物分類 キジカクシ科(←ヒアシンス科←ユリ科)ドゥリミーア属
園芸分類 多年生草本
用途use 薬用、殺鼠剤
原産地
distribution
地中海沿岸地方
花言葉
解説 カイソウはキジカクシ科(←ヒアシンス科←ユリ科)の多年草である。概して地中海沿岸地帯に自生する。その鱗茎の形状から、各国でも「海のタマネギ」と呼んでいる。草丈は2m程度に。基部に大きな鱗茎を持ち、その重さは2㎞程度になるという。葉は、幾分多肉質な剣状で、表面には光沢があり、先端部は尖り、基部は茎を抱く。7~8月頃、50~150㎝程度の花茎を立ち上げ、上部に総状花序をつけ、白色の6弁花をつける。 
履歴 西洋社会では、古い時期からこの植物の毒性を利用して殺鼠剤として用いられて来た。また、薬用としても活用されてきた。 
県花・国花
古典1
古典2
季語
備考 有毒植物