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和名 カボチャ
漢字表記 南瓜
別名・異名 ナンキン/トウナス
古名
語源 和名は、カンボジャから渡来したことから。/属名の語源はギリシャ語のcucumis(=ウリ)とorbis(=円形)の合成語からで、cucurbitaとはヒョウタンのラテン古名であったという。/種小名は、「麝香の香りのする」の意。
学名 Cucurbita moschata D.※
英名 Pumpkin/squash
仏名 courge 拙庭にて
独名 Kurbis
伊名 zucca
西名 calabacera
葡名 abóobora
漢名 蕃南瓜
植物分類 ウリ科カボチャ属
園芸分類 一年生草本
用途 食用/飼料用/観賞用
原産地 熱帯アメリカ
花言葉 広さ/大きさ
解説 カボチャは、ウリ科の一年草である。我が国へは天文10年(1541年)にポルトガル船によって九州に渡来。我が国の気候に適しており、多くの品種を分化している。ニホンカボチャ、セイヨウカボチャ/ペポカボチャ/ミクスタの4種類に分かれる。前3者が我が国で栽培されている。花色は黄色。栄養価に富む。
履歴 ニホンカボチャは、中央アメリカ原産で、戦国時代にポルトガル船によって16世紀に九州に渡来した。セイヨウカボチャは、南米原産で、幕末(19世紀)に渡来した。
県花・国花
古典1
古典2 『大和本草』、『和漢三歳図会』、『物類呼称』、『本草綱目啓蒙』
・南瓜に目鼻→容貌の良くない人のたとえ。
・陰地の南瓜は這い回るばかり→出世できず下積みでいることのたとえ。
季語
備考 ※学名欄に記したのはニホンカボチャの学名である。
因みに、セイヨウカボチャの学名はCucurbita maximaである。
『パイプのけむり』 巻数 頁数 タイトル
10 5 「浴用料」
12 97 「金絲瓜」
14 283 「蔓もの」
16 252、253 「鹿ヶ谷」
17 137 「下克上」